諏訪子が神奈子に負けて数日後…
何か信仰の問題で何かやってたみたいだけど灰にはどうでも良かった。
問題は…
「えへへへへ…灰は私のものだよ~」
「灰は私のものだ!!異論は認めん!!」
「うにゅ~灰は私の~う~」
この3人の神が灰に抱きついているのだ。しかも眠りながら
つらい、つらすぎる。
灰は寝たいのに寝られない状況なのだ。
「困った…」
灰はそんな事を呟いてた…
まさか、神奈子が俺を欲しがってたとはな…
そういや、何でだろう?
そう、疑問に思うとそういや、神奈子とは交渉の後、また会った事があるな…
そんな事を思いだし、眠った。
※ここから先は神殺し未遂の1週間後の話です。
私は軍神だ。
軍神であるが故、大和の神は私を女性とは見ない。
また、土着神もそう。
つまり、軍神では素晴らしい功績をもってはいるが女性として接するのは
誰もいなかった。
孤独だった。軍神としてではなく一人の女性として
スサノオ、天照、八咫鳥は対等に接してただそれはあくまで一人の神として。
誰も私を見てくれなかった。
誰も、誰も、一人の女性として…
だが1週間前、灰という者に出会った。
そいつは私を神だと気づかなかった。
むしろ美しいお姉さんだと思ったとか言う。
…そんな事を言われるのは初めてだった。
そいつは天照を殺しかけた時は驚き、少し恐怖をしていたが
スサノオは灰は諏訪王国の為に怒ったんだと言っていた。
また、灰は多くの存在に恐れられていたとも聞いた。
その事を知った私はああ、あいつもまた、独りだったのかと思った。
夜、私は大きい妖力を感じ、森の方角へ飛んでいった。
今、大和には主力な神がいない。
天照はあれから外には出ないし、八咫鳥、スサノオは黄泉の国へ行っている。
とても困った事だ。
そう思っていたら妖怪がいるところについた。
妖怪は…鬼だ。しかも周りには人間の血で埋め尽くされていた。
この鬼は歴戦を戦い続け、勝ち残った鬼。
神奈子は鬼を見て驚いたが
「鬼よ、ここが我ら大和の地と知って入ってきたのか?」
神奈子は怒りを込めて鬼に言った。
「ああ、知ってるよ。それを知って入ってきた。」
鬼は笑いながら言う。
「ならばここから立ち去れ。今なら許してやろう。」
神奈子は鬼に立ち去れと言うが鬼は
「嫌、だね。こんなに美味しそうな人間達がいるからなぁ!!」
そう言うと鬼は神奈子に殴りかかった。
神奈子は御柱でそれを受け流し、叩き返した。
「ッ!!」
鬼は驚く。
「そうか、ならばここの神としてお前を倒す。」
神奈子はそう言って鬼と神奈子の戦いは始まった。
鬼は自らの力で神奈子を倒すように岩や木を使って攻撃する。
それに対して神奈子は風を利用し、攻撃するが岩などは風では押し切れない為
避けなければならない。
その為、苦戦しているのは神奈子だ。
「どうしたぁ!その程度か!?」
鬼は久しぶりの強者との戦闘であるのか喜びながら戦う。
「クッ!!」
数分後、鬼は神奈子の首を絞めていた。
「へ、強かったぜ。今までに出会った奴らとはな。
久しぶりに本気を出させてもらったぜ…」
鬼は笑う。
「…く……そ…」
神奈子はここまでかと思い、涙を流した。
「クククク…」
その表情を見て鬼は笑っていた。
だが…
「おい、何やってんだ?」
そう、声が聞こえたとき鬼の動きが止まった。
声を出したものは
見た目が赤く、悪魔のような翼で禍々しい尻尾、そして非常に狂った目をした存在がいた。
「な……!!か…い…!!」
神奈子は言う。
「せっかく、夜の散歩をしてたのによ…こんなの見せて貰ったら気分悪くんだろ…」
不機嫌そうに灰は言う。
「な、何だ?こいつの味方か?」
鬼は灰の事が危険だと鬼の本能が言っている。
「……………ん?」
灰は神奈子の様子を見ていた。
神奈子が涙を流しているのを見た瞬間
灰は殺気を出した。
「な、何だ?こいつは…!!」
鬼は動揺した、だが殺気を流しているだけであるため、怯まなかった。
「あんた、退屈してそうだなぁ…」
灰はそう言うと
「俺とあ そ ん で く れ よ ?」
灰はそう言って鬼を攻撃した。
灰の一撃は当たっただけでほとんど死ぬ一撃。
どんな能力を持ってても灰の攻撃は当たる。
その理由は灰はきゅうきょくキマイラだからだ。
MOTHER3を知らない人には簡単に説明しよう。
普通、RPGでは強すぎる奴は居る。
例えばFF8のオメガウエポン。こいつは強すぎる。
全属性吸収、メテオ、アルテマ、メギド・フレイム(9998の固定ダメージ また、FF8はHP9999が限界)
リヒト・ゾイレ (9999固定ダメージ 相手は死ぬ)
などの強力な攻撃をしてくる。ちなみにLV100だと100万超えのHP。
この強さは危険だと解る。だが勝つことはできる。
ちなみにMOTHER3では星を降らせる攻撃や最強の攻撃を覚えてても
きゅうきょくキマイラの目の前では無意味だ。
きゅうきょくキマイラは戦うことすらしないで相手を倒す。
それぐらいの圧倒的な力があるのだ。
また、スマブラではどんな攻撃でも当たり判定はない。
それはあまりにも強すぎるからなのだろう。
そんな狂っているキャラなのだ。
だから、鬼は両腕を失った。
「あ、グアアアアアアアアアアア!!」
鬼は悲鳴を言う。
「あれ?何だ、結構やるじゃん。まあ、散歩だから障害にしか見えないがな。
それに神奈子を泣かしている時、お前、笑ってたろ?」
灰は笑いながら言う、
しかも、灰は鬼に結構やるとか言うが実際はそこら辺の雑魚程度にしか見てない。
「く、喰らえ!!」
鬼は足で灰を蹴った。
だが…
バギン
その音しか聞こえなかった。
ちなみにその音は鬼の足が骨折した音である。
「ああ、俺にはもっと強くなきゃ傷すらつかねぇよ。
そうだなぁ…傷をつけれるのは…自分の周りの世界を壊せる奴かもな。」
灰は言う。
「あ、ああ…」
鬼は恐怖と絶望をした表情になる。
「じゃあ、さ よ う な ら 。」
灰はそう言い、鬼を喰らった。
「さて、大丈夫かな?え~と神奈子。」
灰は神奈子の傷を治している。
「………何で助けた?」
「は?」
神奈子の突然の言葉に灰は驚く。
「何で諏訪王国の使者のお前が私を助ける?」
「ん?そりゃ…あんたが優しかったからだよ。」
神奈子の質問に灰は迷いもせずに答える。
「………え?」
神奈子は驚く。
「だってさ、交渉するときに神奈子が気づかなかったら俺はずっとあそこにいる羽目だったし。」
灰は神奈子の質問の答えの理由を言った。
「じゃあ、俺は散歩の続きでもするから、んじゃ。」
灰はそう言い一瞬で消えた。
まさかこの出来事が戦争になる原因だと
当時の灰は思わなかった。
あれれ?おかしいな?
PVが40000に見えるぞ。ユニークも5000に…
あ、アンケと灰の能力をどうするかはまだ募集しています。
気軽に感想と一緒に書いてください。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。