さて、月の民編は終わりです。
では次の章へどうぞ~
………む~薄暗い、薄暗いよ~ったく、灰は寝ちゃってるし…
む~灰、起こそうかなぁ?
あ、私は灰の頭の上にいるひよこです。
む…私も一緒に寝てたけど今、灰の状態が非常におかしい。
ずっと寝てた所為か灰の体が変わってる。
え?どんなふうに…?それはね…
人間になってるんだよ~
何か、そう、人なの。私は頭についてるのは変わってないけど
体がまるっきし人間になってるの~おかしいの。
只、変わってないのは翼と尻尾だけだ~
あれ?人間で翼、尻尾…
………俗に言う妖怪みたいだね。
……ん?誰かこっちに来てるみたい。灰を起こしてくれるのかな?まあいいや、寝よう。
「あ~う~ミジャクジ様がこの洞窟に眠っている者を起こしてって言うから来てみたけど
この洞窟って確か…【きゅうきょくなケモノ、いまここにネムル。】って書いてあったよね?」
髪の毛が金色で何か蛙みたいな帽子を着用している少女だ。
「きゅうきょくなケモノ…って何だろう?眠っているのは解るけど…む?」
赤い髪で悪魔のような翼と尻尾があり、おとなしく眠っている者が居た。
「これ何だろう?見たところ妖怪…って訳じゃないね。」
少女は言う。
「あれ?眠っている背中に凸凹がある。触ってみよう。」
少女は眠っている者の背中にある凸凹を押した。
カチリ
「…ん?音がしたような…?」
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
眠っている者は急に叫んだ。
「!!!」
少女は驚いた。
「ふわ~おかしいな?俺は眠ってたはずだが…
あれ?俺の体…人間になってる…ま、良いか。」
灰は欠伸をしながら言う。
それを少女は灰を睨み質問する。
「見たところ妖怪だが…妖怪ではない。お前…何者だ?答えろ」
少女がそう言うと…
灰は何者かがいると気づき見たときにこう言った。
「え?幼女?幼女が俺の睡眠を起こしたの?」
灰は驚きつつ言う。
「少女じゃない!!神様だ!!それよりもお前は何者だ!?」
少女が神だと言う。
灰は面倒になると思い少女の問いに答える。
「俺?俺は…」
灰という名はあるが名字は持っていない…名字どうしよう…
ええい!名字は適当だ!!
記憶に残ってる名字にする!!
「そうだな…紅魔灰、紅魔灰だ。」
そう、灰は名乗る。
日本神話編 始
ケロちゃん、可愛いよケロちゃん。
さて、今度は日本神話編です。
では…
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。