【むむむ】上手く書けてるか不安だ…
国語とか文系のスキルが皆無だからな…
では、3話投下。
あれから5年くらいの月日が経った…
灰は現代で言うテレビのようなものを見ていた。
「…であり、穢れがない月へ移住する事が決まりました。
穢れを浄化するには妖怪を絶滅させるべきだとの意見があり…」
そう、アナウンスが言う。
穢れ?何それ?
灰は思い
「穢れって何だ?」
つい口に出してしまった。
「穢れというのは私も詳しくはありませんがお姉さまが言うにはそれがたくさんあると
寿命が短くなるという事です。」
依姫は言う。
「依姫か。」
灰は依姫だと解り、後ろを向く。
その話が本当なら、月への移住は嫌だな。
人間なら、人間らしく最後まで散ればいいと思うのに…
だけど、永琳や豊姫、依姫と離れ離れになるのは…
そう、考えてたら依姫は
「それにしても灰さん、穢れについて何も知らないんですか?この都市の人々は
皆、知っているというのに…教えてもらってないのですか?」
っと依姫は疑問を持ちながら言った。
穢れについては永琳に教えてもらってない。
「悪かったな。永琳は最近忙しいみたいだし、まだ永琳の家族とかに俺は恐れられているしな。」
灰はそのように言う。
「それは…失礼しました。」
依姫は頭を下げる。
「別に?それに今日もあれか?」
灰は言う。
「はい、では少し外に出ましょう。」
「外か…せめて中にしてくれないか?」
あれは毎日やったら意外と疲れる、この体に未だに慣れていないのに…
「駄目です。」
「む~依姫のけち~」
「けちではありません。さあ、行きますよ?」
「は~い…」
そんなやり取りをしながら、灰と依姫は外へ出た。
「いきますよ?」
「どっからでも掛かって来い!!」
依姫は構えながら言い、灰はもう、ヤケクソに言う。
灰と依姫は最近、毎日一緒に稽古をしている。
灰は人の姿ではないので腕立て伏せとか腹筋はできない。
だから代わりに依姫の剣の稽古の組み手相手をしている。
時間は10分。休みはなしで。
「はあ!!」
依姫は剣を振るう。
依姫の剣の一振りは剣閃を出して灰に襲いかかる。
灰はそれを最低限の動きだけでそれを避ける。
その隙を依姫は見逃さない。
「火雷神!!」
雷の神の力で出来た雷の弾を灰に向けて放ち当たった。
妖怪であるならばこの攻撃でかなりの痛手になる。
だが灰にとってはそんな攻撃は非常に弱すぎる為
無傷であった。
「む…少し強くなったな。以前と遥かに強い。」
「無傷で言われても自身持てません…」
依姫はため息をしながら言う。
「そんな事言うなよ。」
「いや、納得できません。」
っとこんな会話をしながら灰は質問した。
「なあ、依姫。」
「何でしょうか灰さん?」
「月に移住についてどう思う?」
依姫は灰の言葉に少し驚いたような表情をしている。
「月…ですか。移住はしたいですね…って何故質問を?」
「ん~そりゃあ、俺は月に行きたくないからさ。」
「!!何故ですか!?」
依姫は驚いた表情で言う。
「だってさ、俺には行く理由がないよ。月に行く理由はな…」
「……」
依姫は黙っている…
「………さて、夜だろ?依姫の家まで送ってやるからよ。」
灰は…そう言い、依姫の家まで送ろうと、依姫を持ち上げて、空を飛んでいった。
~依姫サイド~
いつも通りに稽古をした後、急に灰さんは質問をした。
「月に移住についてどう思う?」
そう、灰さんが質問してきた。
月の移住、それは月には穢れが無く、そこに住めば限りなく不老不死に近くなる。
私にとってそれは魅力的だった。
そこに住めば楽しい日常が壊れない。そう、思ったのだ。
だけど、何故灰さんはこんな質問を?聞いてみよう。
「月…ですか。移住はしたいですね…って何故質問を?」
私は少し、悩んだうえで言った。
「ん~そりゃあ、俺は月に行きたくないからさ。」
月に行きたくない、そう言った灰さんに驚いた。
何故?何故月に移住したくない?何で?どうして?
そう、考える前に自然と言葉を出した。
「!!何故ですか!?」
「だってさ、俺には行く理由がないよ。月に行く理由はな…」
灰さんはそう言う。
私が月に行く理由、私は楽しい日常が壊れないと思い月に移住したいと思った。
だけど灰さんは月に行く理由がない…
驚いた、驚いたのだろう。
6年前に灰さんは現れて、今まで笑顔を見せなかった永琳師匠を笑顔にさせた。
それなのに…どうして…なんで…どうして…
そう思いつつ、私は灰さんに家まで一緒に帰った。
さて、そろそろ月の民編はそろそろ終わらせるかもしれません。
きゅうきょくキマイラの所為か戦闘能力が異常だな…
ま、大丈夫でしょ。
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