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| 内閣不信任 民主・原口氏は賛成 大串氏は反対の意向 | ||
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自民など野党3党が提出した内閣不信任決議案に対して、佐賀県関係国会議員は、民主党の原口一博前総務相が賛成する意向を表明、大串博志衆院議員は反対する考えを示唆した。
不信任案には「一線を画す」とし、党内での総括を求めてきた原口氏は「(総括の場となる)両院議員総会は開かれなかった。党内で責任を求められないなら、政治家として国会の場で決断する。国民の命を守るために不信任案に賛成し、与野党を超えた大きな枠組みづくりを目指す」と明言。党分裂の懸念については「多くの議員が同じ思いを持っており、分裂はありえない。本来の民主党の姿に戻したい」と、自ら離党する考えはないことも明らかにした。
大串博志衆院議員は提出前の取材に「野党が出す不信任案であり、国民も政局は望んでいない」と、反対する考えを示唆した上で「菅内閣も政策決定の過程では党の意向をくみ取るなどの配慮が必要」と党内融和の努力を求めた。
衆議院の動きに関し、川崎稔参院議員は「参院としては見守るしかないが、不信任案に同調する議員も、非常時だからこそ挙党態勢が必要という思いは同じ。トップが誰であれ、強力な体制をつくることが必要」とした。
一方、自民党の今村雅弘衆院議員は「解散を求めているのではない。政治空白をつくらないためにも、震災復興を任せられない菅内閣は一刻も早く総辞職し、復興に向けて挙国一致内閣をつくるべき」と党の枠組みを超えた大連立の必要性を強調した。 |
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| 2011年06月02日更新 |