吉川晃司“震災婚”　すでに子どもも　震災で家族のきずな再確認

　歌手で俳優の吉川晃司（４５）が１日、自身のオフィシャルホームページ（ＨＰ）などで一般女性との結婚を報告した。２人の間にはすでに子どもがおり、事務所関係者によると、「子どもは幼稚園に入る前ぐらいの年齢」という。

　吉川は、ファンクラブ会員専用ページにコメントを寄せ「所帯を持ちます。小さな子供がひとりおります。知らせるのが遅れて申し訳ない」と報告。「順序が逆になったことについて言い訳はしません。自分はどこか弱かったと思います。ただ、筋は通させてください。本当の筋は、これからの歌で通します」とファンに説明している。

　挙式や披露宴は未定。同ＨＰでは、お相手が一般女性であること以外は明らかにされていない。

　吉川は、東日本大震災でのボランティア活動を通じて人とのきずなを再確認し、未婚の父から結婚を決意、１日に婚姻届を提出したという。

　東日本大震災を契機に、首都圏の女性を中心に結婚情報紹介サービスへの相談や成婚が増えており、ホテルでは宴会やイベントが自粛ムードの一方で、結婚式の予約は好調という。

　芸能界でも入籍にこだわらない自称“フランス婚”をしていた女優で歌手の夏木マリ（５９）が、震災を機に夫婦や家族のきずなを考えて婚姻届を提出したことを公表した。