国際原子力機関（ＩＡＥＡ）が福島第１原子力発電所事故の調査報告書案で原発規制当局の独立性が不可欠と指摘したことについて、細野豪志首相補佐官は１日、「組織の改編は不可避だと考えている」と語った。規制を担当する経済産業省原子力安全・保安院や原子力安全委員会のあり方を見直す考えを示した。
福島第１原発の収束作業では１日、原子炉建屋などにたまった高濃度汚染水の新たな移送先確保に乗り出した。集中廃棄物処理施設でこれまで使用していなかった２つの建屋で、止水工事を近く始める。敷地内には約10万トンの汚染水があり、浄化して冷却水に再利用する装置の稼働は２週間後になるため、汚染水が漏れ出る恐れが出ている。
また、原発から海に漏出した汚染水を除染する装置を設置したが、電源装置の不具合があり注水試験の実施は中止した。復旧は２日以降になる。
細野豪志、IAEA、国際原子力機関、原発規制、改編、原子力発電所、調査報告書
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使用率:74.2%3145/4240万kW
予想最大電力:3450万kW16時～17時
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