東京中日スポーツ 55周年企画
55周年イヤーの記念事業や紙面企画をご紹介します
トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 速報ニュース一覧 > 記事
【芸能・社会】混迷政治「争っている場合か」 憤る被災地住民ら2011年6月1日 21時26分 1日夕、衆院に提出された内閣不信任決議案。東日本大震災の復興や福島第1原発事故の収束など、課題が山積する中で混迷を深める政治に、被災地や避難住民からは「争っている場合か」「被災者のことを考えているのか」と憤る声が相次いだ。 津波で長男(25)が亡くなり、岩手県大槌町の体育館で夫(70)と避難生活を送る主婦花石ふみ子さん(62)は「けんかをしている状況ではない。被災者同士も助け合っているのだから、与野党も復興に向けて協力すべきだ」と話す。 県選出の民主党元代表の小沢一郎氏について「今はもっと国民や被災者に目を向けるべき時なのに、自分の私利私欲のために動いているような気がする」と不信感を口にし、「解散、総選挙になってしまったら復興がストップしちゃうかも」と心配そうに語った。 小沢氏の地元後援会幹部は「被災地のがれき処理は進んでおらず、原発問題も混乱したまま」と菅直人首相の震災対応を批判。小沢氏が不信任決議案賛成の意向を示していることには「政治生命をかけた決断だ」と理解を示した。 (共同)
PR情報
おすすめサイトads by adingo
|