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[事件]ニュース
仙台のNPO法人理事長が死亡 近くに刃物 同居の41歳長男不明
2011.6.2 00:59
1日午後3時20分ごろ、仙台市太白区青山のNPO法人理事長、大塚美智子さん(68)方で、大塚さんが胸から血を流して倒れているのを、訪れた三男(37)が発見し、110番通報した。大塚さんはすでに死亡していた。
大塚さんは1階茶の間であおむけに倒れており、近くには、凶器とみられる刃物が落ちていた。仙台南署が殺人事件として調べている。
同署によると、大塚さんは会社員の長男(41)と2人暮らし。三男が訪れた際、長男は不在だった。長男は同日、仙台市内の会社を欠勤しており、同署が行方を捜している。2日に遺体を司法解剖し、詳しい死因を調べる。
関係者によると、大塚さんは北海道出身で、東京学芸大を卒業後、東京都や宮城県で小学校や中学校の教諭をしており、仙台市の小学校の教頭も務めた。
退職後は宮城教育大で再度学び、仙台市のNPO法人「みやぎ発達障害サポートネット」を発足させ、理事長を務めていた。発達障害に関する著作もある。
十数年前には自宅で近所の子供たちに書道を教えたりしていた。「子供さんがたくさんいて、みんな優秀で、教師になった子供もいた。殺されるような人ではないと思う」と近所の人は話していた。
数年前に夫を亡くしてからは2人暮らしだった。
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