君に捧げる千物語の続きです。と言っても、小説は「まず書き殴り、不必要な部分をカットしたり構成し直し、完成するまでに形を変えていくもの」です。タイトルもあくまで仮題に過ぎません。
下段に置いている過去ログも文章の量がみなさんの読んだ時点に比べて半分になっています。
ご理解の上、読み進んでください。
警官は拳銃の先でビニールハウスの「扉」を開けた。
「ほう、お嬢さん、こんなところで何をしているのかな?」
銃口をペロッとなめる。
愛理は身動きできなかった。
冷たい銃身で、愛理のコートとスカートをゆっくりと剥いでゆく。
「おお、白い。あれ?こんなところに痣があるな。転んだのか?」
痣を指で強く押さえつける。
「い…痛い…た、助けて…ください。」
「おまえ、手配中の遠藤愛理だな? 助けるも何も、おまえを連れて帰れば巡査長から一気に警部補に特進だ。そんなことも知らないのか?」
銃口が愛理の太股をなぞる。
「その前にやらせてもらうぞ。自分でパンツを下げろ。面倒かけるなよ。死体を持って帰っても同じだからな。」
愛理は怯えるふりをして警官の隙を探る。しかし、ウィルスに感染している警官に無駄な動きは無かった。右手に持ったS&W・M37の引き金は半分押し込められている。
「死体と一度やってみたかったしな。」
愛理は仰向けになり、下着を足首まで降ろした。だが、そこで躊躇した。
「ほら、何やってる、さっさと脱いで脚を広げろ。てめぇ言うことが聞けねえのかっ!」
鈍い銃声が響く。
愛理の下腹部に激痛が走った。
BOZZ
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