ニュースランキング

'11/6/2

広島の全国菓子博テーマ決定


 2013年春に広島市中区で開く全国菓子大博覧会に向け、広島県菓子工業組合と県、市、広島商工会議所などは1日、実行委員会を設立した。旧市民球場跡地をメーン会場に活用し、基本計画のテーマに「世界にとどけ!笑顔をむすぶお菓子のちから」を掲げた。

 中区のホテルであった設立総会には、実行委に参加する24団体の約30人が出席。組合や市などでつくる事務局が基本計画やスケジュールを説明した。開催期間は4月19日〜5月12日。球場跡地には複数のパビリオンを開設し、国内外の菓子業者が展示、販売する。

 球場跡地に隣接する県立総合体育館の会場には、厳島神社(廿日市市)の大鳥居や回廊を砂糖で表現した大型の工芸菓子を飾る。目標来場者は80万人に設定し、経済波及効果を150億円とはじく。

 会合後、実行委員長の県菓子工業組合の竹内泰彦理事長は「市民に愛された球場跡地のこけら落とし。行政と業界が一体となって成功させたい」と語った。

【写真説明】旧広島市民球場跡地を中心に開かれる全国菓子大博覧会の会場イメージ図




MenuNextLast