卒業式
私は平成9年11月に施行された県議会の補欠で当選し、議員になりました。
その当時は自民党46人が同一会派で行動してました。
学校が荒れている。校長先生が自殺する。生真面目な教員がノイローゼになったりしていました。
広島県議会自民党議員が一致団結して、教育正常化にむけ活動しようということになりました。
まずは卒業式を見に行くことになりました。
私が担当した高校は高教組(高等学校教職員組合)の本部があるところでした。
事前に挨拶に行きましたが、その時校長室から7〜8人の教員がでていきました。
何かあったのですかと尋ねると、卒業式で国旗を掲揚したり、国歌を斉唱してはいけない!
もしするのなら、生徒会を動かして潰すと言われたそうです。
お互い頑張ることを約束して、卒業式に伺うことにしました。
当日は、来賓席には招けないので、保護者席の最前列に座って下さいと言われ、教頭先生に案内頂き、卒業式に参加しました。
国旗は掲揚されているか?国歌は起立して歌うのか?チェックしました。
国歌斉唱のとき、半数の教員が座っていました。
これでは教育現場ダメだなと思いました。
それから広島県の教育正常化が始まったのです。
昨日の国旗問題の判決について、新聞記事を感慨深く読みました。
またやるの?新聞社さん達!何考えてるの?
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