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印刷する[2011.05.31]

日工組・第51回通常総会を開催 ~市原理事長再任/省エネパチンコ開発を推進

 日本遊技機工業組合は東京都千代田区にあるKKRホテル東京において30日、第51回通常総会を開催した。

 業界誌向けに配布された資料によると、2010年4月1日から2011年3月31日までの1年間に発行されたパチンコの証紙枚数は約256万枚(遊技盤約110万枚を含む)で、前期に比べ約83%(約53万枚減)であった。また、同期間におけるパチスロの証紙発行枚数は約26万枚で、前期に比べ約6万枚の増加となった。なお、2010年4月5日から開始されている広域認定による遊技機回収システムでは、3月31日までに使用済み遊技機約80万台の回収を行った。

 総会後に行われた懇親会では、役員改選で代表理事に再任した市原高明氏が「震災の影響は業界においても甚大。まずは復興を最優先とし、節電対策、被災地域への支援など業界として社会の要請に応えなければならない。一方、一部ではパチンコ営業に対する厳しい指摘もある。日工組として、魅力ある遊技を開発・提供し、ファンのニーズに応えて国民の理解を得なければならない。今後は、コスト削減や、環境に配慮した省エネ設計の遊技機開発、部品の再利用を含めたリサイクルの推進、将来を見据えた“エコパチ”の研究開発等、取り組むべき課題は山積み」と、挨拶した。その他にも来賓していた警察庁生活安全局の加藤達也保安課長、同組合の顧問を務める赤松広隆衆議院議員、同じく顧問の中川雅治参議院議員、各業界団体の理事長などがそれぞれ祝辞を述べた。

house日本遊技機工業組合ホームページ

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