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2011年5月31日(火) 19:20 |
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JR四国、緊急の車両点検始める
北海道でJRの特急列車が脱線し、火災が起きた事故で、部品が車輪の近くに脱落していましたが、JR四国管内でも今月、部品が脱落するトラブルがあったことがわかりました。 これを受けてJR四国は、緊急の車両点検を始めました。
緊急点検は、JR四国が保有するディーゼル車両264両で行われています。 点検している部品は、北海道で脱落したエンジンの力を車輪に伝える「推進軸」と、高松市のJR高徳線で脱落した、エンジンの力を発電機に伝える「補機駆動軸」です。 作業員が、検査用ハンマーで叩いて、ボルトがゆるんでいないかなどをチェックしていきました。 補機駆動軸が脱落したのは、高松市のJR高徳線八栗口駅付近で、今月25日、普通列車の運転士が列車の異常に気づき、調べたところ、車両から補機駆動軸が脱落していたということです。 また、JR四国管内では、2003年と2008年にも部品が脱落するトラブルが、合わせて3件発生しています。 JR四国では、緊急点検を2週間かけて行い、対策を急ぐことにしています。
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