4/23 中学歴史教科書の学習会が開催されます
この鶴見には、外国籍の子ども達、そして外国につながる子ども達が多く暮らしています。
以前、潮田小学校や鶴見中学の国際教室を見学させて頂きましたが、様々な歴史や文化のバックグラウンドを持つ子ども達が学んでいました。
鶴見中学に行った際、ちょうど中国から来て間もない生徒達が、日本語と中国語で、一生懸命日本の歴史を学んでいました。
その時は、江戸時代を中心とした単元でしたが、自由社の教科書で第二次世界大戦を学ぶとしたら、どのような印象を彼らに与えるだろうか、と思いました。
確かに、歴史の記述に完全なる「中立」はありえません。書かれた時代や筆者によっても解釈が異なります。だからこそ、学校で使われる教科書は、一つの答えだけを恣意的に導くものであってはならない、と思うのです。
現在自由社の教科書は、横浜市18区中、8区(港南・旭・金沢・港北・緑・青葉・都筑・瀬谷)で使用されています。
今年の8月には、平成24年度から4年間使用される教科書が決まります。しかも、これまで各区ごとに決められた教科書が、全市対象へ変更されます。
「教科書採択を考える鶴見区民の会」は、昨年末に発足し、毎月学習会を行っています。
ぜひ多くの方々にこの問題に目を向けて頂き、会場に足を運んで頂きたいと思います。
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自由社版中学歴史教科書の学習会
日時:2011年4月23日(土) 18:30~20:30
会場:鶴見公会堂 第3会議室
講演:歴史の真実に目を閉ざさないで
講師:三山弘美(チェホミン)
参加費:無料(どなたでも参加できます)
主催:教科書採択を考える鶴見区民の会
代表呼びかけ人 小山内美江子(脚本家)
後藤仁敏(鶴見大学短期大学部教授)
境 光春(横浜市立寛政中学校教諭)
連絡先・事務局 味村(TEL&FAX:572-4105)
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コメント
自由社の歴史教科書、大変なことになってるんですね……全然知らなかった……![sweat01](/contents/059/804/287.mime1)
![crying](/contents/059/804/288.mime1)
つくる会が、形を変えて増殖してるんですね……
「全市」などとなったら大変です。23日の学習会には参加してみたい。
投稿: 石井N | 2011年4月14日 (木) 21時05分