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損傷した浜岡原発5号機の「復水器」内の細管(中部電力提供)
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中部電力は20日、浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)の海水漏れトラブルについて、タービンを回した蒸気を冷やして水に戻す「復水器」内で、冷却用海水を流す複数の細管(直径約3センチ)が損傷しているのが見つかったと発表した。破断した可能性もあり、今後詳しく調査する。
中部電によると、損傷した細管の隣には、原子炉内の水量を調整する再循環配管が通っている。近くには配管の一部に溶接されていた金属製ふた(直径約20センチ、重さ約3・5キログラム)が外れて落ちていた。
中部電は、ふたが細管に当たって損傷した可能性もあるとみて詳しい原因を調べるとともに、他の細管にも損傷がないかも調査する。
トラブルは14日に発生。中部電は海水約400トンが復水器内に流入し、原子炉に約5トンが流れ込んだとみている。
(共同通信社)('11/05/20 無断転載禁止)
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