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【プロ野球】

ソフトバンク無敵9連勝 きょうにも交流戦優勝M点灯

2011年6月1日 紙面から

◆中日0−1ソフトバンク

お立ち台で笑顔の山田(右)と内川=ヤフードームで

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 中日、西武に2ゲーム差 ソフトバンクが交流戦成績で2位の中日、西武に2ゲーム差をつけた。6月1日の中日戦にも勝って10勝2分けとし、西武が巨人に敗れ中日と西武が8勝4敗となると、残り12試合で交流戦優勝マジック「9」が点灯する。ソフトバンクは残る中日戦2試合と他の1試合に敗れても、9勝すれば19勝3敗2分けの勝率8割6分4厘となり、中日か西武が残り12試合に全勝した場合の20勝4敗、勝率8割3分3厘を上回る。

 お立ち台で内川がはじけた。「今のホークスはホントつぃーきのー(強いからね)。毎試合、見に来んとわりぃーでのー(見に来なきゃいけないよ)。分かったかぇ〜?」。故郷大分方言でやり切った。無理もない。自身の一発で“スミ1”の完封勝ち。「試合中もすごく気になっていた。記憶にないですね」。快感だった。

 1回2死、2ボールからの3球目。ネルソンの真ん中高め146キロを完璧に仕留めた。左翼席中段への6試合ぶり5号ソロは、リーグ戦の2発を早くも上回る交流戦3発目を「高めに来たんで、うまく引っ掛かってくれた」と笑顔で振り返った。見守った王会長も「見事なホームラン。ヘッドスピードが速いのもあるけど芯で捉えている。パチンとね」と大満足だ。

 対ネルソンは横浜時代14打数3安打でノーアーチ。「あんまり(相性が)良くないのは覚えていたけど、昨年までの僕じゃないという思いで」。ベンチからタイミングも計っていた。「宗さん(川崎)が粘るうちに合ってきた。ありがたかった。自分の打席だと思って見ていた」。この回、川崎は粘って10球目で三ゴロ。本来はいっぱいに持つバットを最初から指2本分、余していた先輩の心意気にも呼応した。

 今季、1回に打点を挙げれば8試合で6勝2分けの頼れる3番。横浜時代には未体験の連勝街道。「このドキドキ感、緊張感は何ものにも代え難い。これを求めていたんだ、と」。勝つほどに打つ欲求も高まってくる。 (森淳)

 

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