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韓国の9人組ガールズグループ・少女時代が31日、大阪城ホールで初の日本ツアーをスタートさせた。K‐POPブームの担い手として第一線で活躍する9人は、洗練されたダンスと美脚でナニワっこたちを熱狂の渦に巻き込み、新たな時代の一歩を刻んだ。また、きょう発売の日本でのファーストアルバム「GIRLS’GENERATION」は初回出荷50万枚を記録。米歌手レディー・ガガ(25)の最新アルバムを上回った。
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昨年8月に東京・有明コロシアムでショーケースライブを開催し、日本に上陸した少女時代が、新たなステージの幕を開いた。
ショーケースライブ以後もイベントライブに出演したことはあったが、単独での日本ツアーは初めて。待ちに待ったファン9000人が大阪城ホールに集まり、大歓声でメンバーを迎えた。
スラリと伸びた美脚と一糸乱れぬパフォーマンスで会場を魅了した9人。初お目見えとなった大阪を意識してスヨン(21)が「みなさん、大好きやん」、ユリ(21)も「たこ焼き大好きです」とあいさつした。日本語がうまく話せずに困り顔になるなど、ライブならではの生の部分も見えた。
ステージでは日本デビュー曲の「GENIE」や最新シングル「MR.TAXI」などを披露。きょう6月1日に発売される日本ファーストアルバム「GIRLS’ GENERATION」収録曲を中心に30曲以上をパフォーマンスし、目と耳でファンを楽しませた。
所属のユニバーサルミュージックによると「GIRLS’‐」は初回出荷が50万枚を記録し、レディー・ガガの最新アルバム「ボーン・ディス・ウェイ」の40万枚を上回った。ツアーは全14公演で14万人を動員予定。チケットの申し込み者数は45万通を超えるなど、数字の面でもK‐POP勢の勢いを反映した形となった。
(デイリースポーツ提供)
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