事件北に不正輸出容疑で会社社長を告発 大阪税関2011.5.31 21:17

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北に不正輸出容疑で会社社長を告発 大阪税関

2011.5.31 21:17

 北朝鮮に中古タイヤを不正に輸出していたとして、大阪税関などは31日、関税法違反容疑で、京都市中京区の貿易会社「一心貿易」社長で朝鮮籍の李徹宇被告(45)=外為法違反(無承認輸出)の罪で起訴済み=と同社を京都地検に告発したと発表した。

 同税関によると、李被告は昨年6月上旬、自動車の中古タイヤ約670本を「中国向けに輸出する」と税関に虚偽申告し、日本が全面的に貿易をストップしている北朝鮮に輸出したとしている。

 一方、京都府警は同日、別の外為法違反容疑で、李被告を再逮捕した。逮捕容疑は平成21年7月1日、缶コーヒー9万本(計約290万円相当)を、経済産業相の承認を受けずに神戸港から中国・大連経由で北朝鮮に輸出。同年8月28日には自動車の中古タイヤ約1150本(計約315万円相当)を、大阪南港から大連経由で北朝鮮に輸出したとしている。

 李容疑者は「祖国のために尽くしたかった」などと容疑を認めているという。

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