'11/5/31
車道陥没、1メートルの穴<動画あり>
30日午後2時55分ごろ、広島市南区東雲2丁目の市道が陥没したと住民から110番があった。同区職員が駆け付けたところ、車道に縦約0・8メートル、横約1メートル、深さ約1メートルの穴が開いていた。埋設してある下水管が腐食し、台風の影響で増えた雨水が漏れ出したのが原因とみられる。けが人はなかった。
現場は南区役所から東約2キロの住宅街で、市道は幅約7メートル。付近住民によると、小中学生も登下校によく利用するという。
同区によると、腐食した下水管は直径約40センチで、厚さ約5センチのコンクリート製。地表から深さ約1・7メートル部分に埋設されていた。管には土中の硫化水素ガスによる腐食とみられる亀裂があった。雨水の量が普段より増えて亀裂から漏れ出し、周辺を空洞化させ、道路が陥没したとみている。
【写真説明】陥没した市道を調べる市職員たち(広島市南区東雲2丁目)