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'11/5/31

広島市街地でサル目撃多数<動画あり>


 広島市南区の住宅地に、ニホンザルが出没している。南区によると、25日から30日までの間に4件の目撃情報が寄せられた。人を襲うなどの被害は出ていないという。市は刺激を与えると襲われる恐れがあるとして、地元住民や学校に注意を呼び掛けている。

 南区によると、最初の出没は25日午前9時ごろ。南大河町の民家近くの斜面で、女性(74)が座っているサルを目撃した。女性は「40年近く住むが初めて。大きかったので驚いた」と話す。

 28日午前11時ごろには、25日の現場から約1キロ離れた西霞町の比治山女子中・高に出現。校舎3階のベランダ付近を行き来し、市職員たちが捕獲を試みたが、逃亡した。25日午前11時ごろと、29日午前11時20分ごろにも目撃の通報があった。

 南区区政振興課によると、サルは同一の個体とみられ、体長60センチ程度。「安芸区の山中にいる群れから離れ、街に出てきたのでは」とみている。

動画はこちら

【写真説明】比治山女子中・高に現れたサル=28日、広島市南区(内山さん撮影)




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