ニュースランキング

'11/5/31

大量の折り鶴 活用策募る

 広島市の松井一実市長は30日の記者会見で市が大量保存している折り鶴を、別の形に活用するアイデアを6月1日から募る考えを正式表明した。長期にわたる大量保存を目指してきた秋葉前市政の方針を全面転換する。採用案の一部は、まず今年の8月6日前後に試行する。

 松井市長は、折り鶴を活用する意義に関し「目に見えない形になっても託された思いが皆の心に根付くこと」と語った。すぐに取り組める一例として祈りを込めてたき上げる案を披露した。これまでもボールペンの胴体やはがきに再生させる案を例示している。

 7月29日締め切り。応募用紙は市の施設やホームページで入手できる。市平和推進課=電話082(242)7831。




MenuTopBackNextLast