学院のニュースや行事予定をお伝えします。
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音楽学部の学生たちが「音楽で楽しく健康のつどい」を企画し、甲子園浜分区の高齢者の方々と音楽で交流しました。[2010/11/30更新]
音楽学部の学生たちが「音楽で楽しく健康のつどい」を10月16日に開き、浜甲子園地域にお住まいの高齢者の方々と音楽で交流しました。
西宮市社会福祉協議会が同日、甲子園浜地域にお住まいの70歳以上の方を対象に「敬老のつどい」を甲子園浜小学校の体育館で開催。学生らは、そのプログラムの一つとして、「音楽で楽しく健康のつどい」を行いました。
プログラムは音楽学部の4年生2人が中心となって企画し、3年生と教員を含む8人が参加。学生たちは約100人の参加者と一緒に、「もみじ」など誰もが知っている秋の曲を歌ったり=写真・左=、ハンドベルのような楽器「トーンチャイム」を使って「ふじさん」を合奏したりしました=写真・中=。また、学生たちは歌やバイオリン演奏を披露=写真・右=、最後に全員で「ふるさと」を合唱し、ゆったりとしたひと時を過ごしていただきました。
イベントを企画、運営した学生たちは「一人でお住まいの高齢者の方もおられますので、みんなで歌ったり、楽器を演奏したりして楽しんでいただけるようにプランを考えました」「懐かしい歌を歌って、みなさんが笑顔で帰っていかれたのでよかったです」と話していした。
「音楽で楽しく健康のつどい」は高齢者栄養科学研究センターの取り組みです。音楽学部の学生・教職員が中心となって、地域の高齢者に音楽を通じて健康増進を支援しています。
国際健康開発研究所の家森教授が12月4日、日本テレビ「世界一受けたい授業」で、乾物は体に良い食材であることを紹介します。[2010/11/29更新]
国際健康開発研究所の家森幸男・教授が、12月4日に放送される日本テレビの人気番組「世界一受けたい授業」に出演して、長寿をテーマについて語り、乾物がどのように体に良いかを紹介します。
日本人が日常的に食べてきた、干ししいたけやワカメといった「乾物」=写真=は体に良い食材です。家森教授は、乾物がどうして体に良いかを分かりやすく説明します。
【放送予定】
番組名:世界一受けたい授業
放送局:日本テレビ(関西では 読売テレビ 10ch)
日 時:12月4日(土)19:56〜20:54
カヌー部OGの北本忍さんが、広州アジア大会で見事、金メダルを獲得しました。[2010/11/26更新]
カヌー部OGの北本忍選手(富山県体協)=写真=が広州アジア大会15日目の11月26日、カヤックシングル200mで見事、金メダルを獲得しました。
北本選手は、最初のレースは2位でしたが、スタートでフライングがあり、レースはやり直し。再レースでは、北本選手はゴール直前で中国選手を追い抜き、41秒194のタイムで優勝しました。
北本さんは1999年春に本学文学部教育学科を卒業。2004年の北京五輪のカヌーペア500mで5位に入賞、2009年のワールドカップのカヤックシングル500mで日本人として初めて優勝しています。アジア大会は4度目の出場で快挙を達成しました。
また、同OGの鈴木祐美子選手が参加した日本チームが、25日に行われた女子スプリント・カヤックフォア500メートルで3位に入賞しました。
新体操部が全日本大会で総合3位に輝きました! ダイナミックで華麗な演技を披露。[2010/11/26更新]
新体操部が11月19〜21日に東京・代々木第一体育館で行われた「第63回全日本新体操選手権大会」の団体競技で昨年に続き、女子総合3位に輝きました。団体種目別のフープとリボン・ロープでも3位に入るなど、本学チームは日ごろの練習の成果を披露。会場からは選手たちに大きな拍手が送られました=写真右がリボン・ロープ、左がフープ=。
19、20日に行われた団体競技では、46.750の得点で、日本女子体育大学、東京女子体育大学につぐ総合3位になりました。21日の団体種目別決勝では、「フープ」「リボン・ロープ」ともに、2位に僅差の3位となり、安定した強さを見せました。
同部監督の伊達萬里子教授(文学部健康・スポーツ科学科)は「スポーツ傷害を抱えた選手が多いのにもかかわらず、ダイナミックで華麗な演技を披露してくれました。特に、フープの演技は『完璧に近い素晴しい演技』と多くの方々から絶賛の声をいただき、選手も感無量だったと思います」と話しています。
社会福祉と精神保健福祉の実習報告会が行われ、心理・社会福祉学科の学生が実習で学んだことを発表しました。[2010/11/25更新]
社会福祉実習・精神保健福祉実習を総括する「2010年度実習報告会」が11月13日に開かれ、心理・社会福祉学科の社会福祉コースで学んでいる3、4年生が実習成果を発表しました。社会福祉を学ぶ2〜4年生の学生約200人と実習先でお世話になった方々、学科長、社会福祉コースの教員が参加しました=写真左=。
安藤明人・同学科長のあいさつに続いて、高齢者福祉分野・地域福祉分野・児童福祉分野・障害者福祉分野・精神保健福祉分野の各代表が、実習を振り返った発表を行いました。
学生たちは「仕事のやりがいを学ぶと同時に、現場が抱えるジレンマを知ることができた貴重な体験でした」「利用者の方とのやりとりの中で、いかに自分が言葉に頼りすぎていたかを痛感しました。コミュニケーションは言葉だけではないことを教わりました」「目先のことにとらわれない、その先を見据えた支援の大切さを学びました」「現場で働くことの厳しさや喜びを知り、より福祉職で働きたいという意欲が高まりました」と話していました=写真右=。
最後に、実習先の方々から、これから実習する2、3年生に「実習で格好を付ける必要はありません。下手でも一生懸命に取り組む姿が利用者の心を動かします」「実習に取り組む上で大切なことは、心身ともに健康であることです」というメッセージをいただきました。
参加した学生らは「実習施設の職員の方々の前で、発表者が堂々と報告している姿を見て、私たちが実習に行くことの意義や意味を理解できました」「どの分野でもそれぞれに貴重な経験があり、学ぶことが多かったのだなと思いました」と話していました。
テレビドラマ「球形の荒野」の撮影が甲子園会館で行われました。11月26日、27日の2夜連続で、全国のフジテレビ系のテレビ局で放映されました。[2010/11/27更新]
松本清張の名作「球形の荒野」のテレビドラマ(制作:フジテレビ)が甲子園会館で撮影され、2夜連続の特別ドラマで11月26〜27日夜、全国のフジテレビ系のテレビ局で放映されました。
「球形の荒野」は、松本清張が1962年に発表した小説です。外交官でありながら、第二次世界大戦を早期に終結させようと和平工作に奔走した野上顕一郎の波乱に満ちた人生を描いています。
この作品の撮影が、2010年3月27日に上甲子園キャンパス甲子園会館で行われました。当日は、野上顕一郎役の田村正和さんや元特派員役の草刈正雄さんら出演者約10人、スタッフ約40人が来学。甲子園会館は、戦時中の異国の日本大使館という設定で撮影されました=写真=。
1930年に「甲子園ホテル」として建設された甲子園会館は44年に海軍病院に転用され、65年に本学院が譲り受けて修復し、現在は建築学科のキャンパスとして使われています。2009年に国登録有形文化財に指定されました。
ドラマは、下記の日程で放送されました。
◆放送予定◆
松本清張スペシャル「球形の荒野」
放送局:フジテレビ系の放送局(近畿は関西テレビ)
放送日:11月26日(金) 午後9:00〜10:55
11月27日(土) 午後9:00〜11:10
原作:松本清張「球形の荒野」(文春文庫刊)
主演:田村正和
学生ボランティア80人が工事用壁に巨大壁画を描いています。地元・鳴尾の風物を盛り込んだ明るく楽しい絵です。[2010/11/22更新]
本学の最寄り駅である阪神電車「鳴尾駅」周辺で行われている鉄道高架化事業の工事用壁に、本学の学生ボランティア約80人が協力して壁画を描いています=写真中=。教育学科・藤井達矢准教授、生活環境学科・森幹雄教授、情報メディア学科・肥後有紀子講師のゼミ生が中心となって9月からペイント作業が始まり、11月中旬で6割方が出来上がりました。
この壁は、鳴尾駅の北西にあり、大きさは高さ約3m×幅約100m=写真左=。壁画には、明るい未来に向けて線路が続いていく基本フォルムに沿って、鳴尾の一本松や祭り、運動会などの様子をモチーフとして配置しています。絵柄と色調は通行する人々が、歩みを進めるほどに楽しく元気になれるような明るいものにしました。壁画の原画作成にあたっては、地元・里中町自治会の方々から要望を聞いたり、地域の歴史や祭りのことなどを調べたりして情報を集めました。
学生たちは、毎週シフトを決めて、月曜から土曜の1〜4限に作業をしています。制作作業中の学生には地域住民や通行人の方々から「頑張って! 完成を楽しみにしてるで!」と励ましの声が掛かり、学生たちは張り切って刷毛を握っています=写真右=。
防犯情報をメールで受け取り、安全を守りましょう! 犯罪情報メール配信システム「ひょうご防犯ネット」の登録キャンペーンが中央キャンパスで開催。[2010/11/18更新]
兵庫県警察が運営している犯罪情報のメール配信システム「ひょうご防犯ネット」の登録キャンペーンが11月17日午後、中央キャンパスで行われました。甲子園警察署員や市民ボランティア、本学教職員など約20人がキャンパス内で登録方法などを書いたチラシやティッシュを学生に配布し、登録を呼び掛けました=写真=。
いち早く、防犯情報を知ることによって、身の回りの危険を避けることが出来ます。学生の皆さんは是非、登録してください。
※このニュースは翌18日付の読売新聞朝刊阪神版に「武庫川女子大で防犯訴え」、産経新聞朝刊阪神版に「武庫川女大で防犯キャンペーン」という見出しの記事で掲載されました。
「ひょうご防犯ネット」は、痴漢やひったくり、振り込め詐欺などのさまざまな犯罪から県民を守るために、兵庫県警が始めた防犯情報等配信システムです。犯罪の発生情報などをパソコンや携帯電話にメール配信します。発生日時や場所、犯人の特徴などの詳細がタイムリーに発信され、犯罪に対する注意を促す役割があります。
「ひょうご防犯ネット」の登録方法
hpp@hbnp.netに空メールを送信すると、「ひょうご防犯ネット」からの返信メールが届きますので、メール画面の案内に沿って登録手続きを行ってください。詳しくは兵庫県警のホームページをご覧ください。
アートの力で地域を活性化―。教育学科の藤井准教授が総合ディレクターを務める芸術祭「西宮船坂ビエンナーレ」が開催。学生もボランティア参加。[2010/11/17更新]
文学部教育学科の藤井達矢准教授(美術研究室)が総合ディレクターを務める現代アートの祭典「西宮船坂ビエンナーレ2010」が10月10日から11月14日まで、西宮市山口町船坂地域=写真右=で開催されました。「つながる」というテーマの下、国内外の現代美術家33組の作品が古民家や棚田などに展示されました=写真左=。会期中はシンポジウムやワークショップなどのイベントも行われ、約2万人が来場。人口わずか550人の船坂地区は連日、大勢の人でにぎわいました。
会場では、本学の学生ボランティアがアーティストの制作補助・会場設営・会場当番・受付当番・ガイド役などで運営をサポート=写真中の右端が、来場者に作品を解説するボランティアリーダーの岩澤豊子さん(教育学科3年生、藤井ゼミ)=。教育学科以外のさまざまな学科の学生も、藤井准教授の呼びかけに応えて参加しました。
2007年から2008年にかけて本学の在外研修制度でドイツに留学していた藤井准教授は、ヨーロッパ各地で街をあげて芸術祭を開催している様子を見て、大きな感銘を受けました。帰国した藤井准教授は、自分の故郷の近くにあり、過疎などの問題に悩む船坂地区を盛り上げようと、地域住民と協力して、このイベントを企画・開催しました。藤井准教授は「このビエンナーレをきっかけに、アートを楽しむ土壌が地域に根付けばうれしいです。そして、それが地域の活性化につながればいいですね」と話しています。
次回の「西宮船坂ビエンナーレ」は2年後の2012年に開催される予定です。詳しい様子は公式サイトをご覧ください。
心理・社会福祉学科の学生が、元高校球児の大会「マスターズ甲子園2010」の運営をサポートしました。[2010/11/16更新]
かつての高校球児が同窓会チームを結成して再び白球を追う「マスターズ甲子園2010」が11月13、14両日、甲子園球場で開かれ、心理・社会福祉学科長岡ゼミ(3年生)・茅野ゼミ(4年生)の学生が運営をサポートしました=写真右と中=。
観戦に来た子どもたちを対象にした「ワクワクおさんぽ甲子園」を、学生が企画運営しました。今年は、甲子園球場を散歩しながら、アルプススタンドでメガホン作りと伝言ゲームをし、外野席で宝探しをして、着ぐるみと一緒にポーズ! 今回は、本学のオリジナルキャラクターの「Lavy(ラビー)」=写真左の真ん中=も参加しました。
参加した2才から12才までの子どもたちは「すっごく楽しかった!」「お姉ちゃん、また一緒に遊んでね!」と笑顔。「昨日楽しかったから、今日も参加する!」と2日間参加した女の子もおり、学生たちと楽しいひとときを過ごしました。
企画運営した4年生は「いろいろ準備しましたが、それでも不安な気持ちで一杯でした。しかし、3年生がサポートしてくれて、本当にうれしかったです。学生時代の良い思い出になりました」と話し、3年生も「初めての参加で、何をすればいいのか分かりませんでしたが、4年生がリードしてくれて、子どもにも積極的にかかわる気持ちが生まれてきました。来年も、頑張ります!」と感想を述べました。
指導した長岡雅美准教授は「今年は、ほんわかした雰囲気ですごく良かったです。だから、2日目も来てくれた子どもがいたんですね。子どものペースに合わせて運営することの大切さを、全員が体得した2日間でした」と総括しました。
教育学科がMFWIとテレビ会議を開催。同級生や家族が、留学中の学生と2か月ぶりの会話を楽しみました。[2010/11/12更新]
米国ワシントン州スポケーン市にある本学のアメリカ分校「ムコガワ・フォートライト・インスティチュート(MFWI)」と中央キャンパスをテレビ電話システムで結ぶ「MFWIテレビ会議」が11月12日午後、教育学科の主催で開かれました。中央キャンパスのメディアホールには、学生や教員など約80人が集まり、9月からアメリカ分校に留学している教育学科2年生29人との会話を楽しみました=写真左=。
12時10分、大型マルチビジョンに学生をアメリカへ引率している宮澤是・同学科准教授と学生らが映し出されると、メディアホールは大歓声に包まれました。宮澤准教授が「こんばんは、こちらMFWIは午後7時10分です。みんな元気に頑張っています」とあいさつ。中央キャンパスからは出野務・学科長が学生を激励しました。続いて、MFWIから赤井佐恵子さんら学生4人が、現地での学習や生活の様子を報告しました。
メディアホールに集まった学生は、友人の名前を呼びながら大型マルチビジョンに向かって盛んに手を振っていました=写真右=。留学中の学生の家族からも「風邪をひいていませんか」「帰国を楽しみに待っています」といった声が聞かれました。
MFWI留学プログラムを終えた学生は、12月20日に帰国する予定です。
情報メディア学科3年の清水理紗さんと高橋友理さんの作品が「NHKミニミニ映像大賞」1次審査を通過! 不思議なおじさんが少女を元気付ける話です。[2010/11/10更新]
NHKが主催する映像コンテスト「NHKミニミニ映像大賞」で、情報メディア学科3年の清水理紗さんと高橋友理さん=写真左の右から順=(いずれも藤本憲一教授ゼミ)の作品『Ojisan?…NO! My angel★』=写真右=が、倍率10倍以上の難関となった1次審査を突破しました。
このコンテストは若手のクリエイターを応援するために開催され、今年で8回目を迎えます。今回の作品募集テーマは「見た人を元気にする30秒の映像作品」。グランプリ受賞者は、NHKで監督デビューできるということもあり、1次審査には全国から761点もの応募がありました。惜しくも2次審査には進めませんでしたが、1次審査通過作品の70点に選ばれました。
『Ojisan?…NO! My angel★』は、気分が沈んでいる女の子が、ひもを引っ張ると不思議なおじさんが登場するというユニークな内容。登場したおじさんとのたわいない会話で、女の子が元気を取り戻すというストーリーです。清水さんと高橋さんはこの作品をつくるにあたり、「元気」というテーマをどう表現するか苦労しました。家族や友人に「元気」についてインタビューするなどして作品を完成させました。
清水さんと高橋さんは「何気ないことが元気の素になることがある。身のまわりに小さな幸せがあるということを伝えたかった」と話しています。
グランプリ発表と表彰式は、11月13日に東京・渋谷のNHK放送センターで行わ、2人も出席します。この様子は12月上旬にNHKで放映される予定です。コンテストの詳細や審査結果、放送スケジュールは第8回NHKミニミニ映像大賞のホームページをご覧ください。
交換留学生制度を利用して韓国とイギリスで学んでいる学生2人から、留学リポートが届きました。[2010/11/08更新]
交換留学協定校である韓国・梨花女子大学で学んでいる大田奈緒さん(文学部英語文化学科4年)=写真左=と、在学中に英国のセントラル・ランカシャー大学に留学し、現在は英国の大学院で学んでいる森岡亜季さん(2010年3月同学科卒業)=写真右=から届いた留学リポートを11月8日、国際交流室HPの「学生の留学レポート」に掲載しました。
大田さんは2010年3月から、交換留学制度を利用して梨花女子大学で学んでいます。本学と梨花女子大学は、2006年に交換留学協定を締結。女子大学としては世界最大規模の大学として知られています。大田さんはレポートの中で、大学内の恵まれた学習環境や寮生活の様子を紹介しています。
森岡さんは2008年8月から1年間、交換留学協定校のセントラル・ランカシャー大学の国際ビジネス学科で学び、学位を取得。2010年3月に本学を卒業し、本学初のダブル・ディグリー(二重学位)取得者になりました。2010年9月からは英国リーズ大学ビジネススクールの修士課程で、広告とマーケティングを勉強しています。リポートの中では、インド、中国、ヨーロッパ、北米などさまざまな国からの留学生との学んでいる様子を紹介しています。
本学は梨花女子大学やセントラル・ランカシャーをはじめ世界5カ国10大学と交換留学協定を結び、学生の派遣・受入を行っています。
神戸・阪神間の地域に関する研究成果の発表会で、生活環境学科の学生が金賞と銅賞に輝きました。[2010/11/05更新]
大学生と高校生が、神戸・阪神間地域について学んだ成果を発表する「第2回神戸・阪神間地域学研究発表会」(NPO法人神戸外国人居留地研究会主催)が10月30日に甲南大学岡本キャンパスで開催され、生活環境学科・三宅正弘准教授ゼミの4年生・尾崎梨紗さんの発表「初期郊外住宅における養蜂に関する研究」が金賞を受賞=写真右=しました。同ゼミの鳴尾苺研究会=写真左=の発表「鳴尾苺で地域の会話づくり」も銅賞を受賞しました。
この発表会には、本学のほかに、神戸大学や甲南大学など4大学が参加し、日ごろの研究の成果を20分の制限時間内に発表しました。
尾崎さんは、明治〜大正期の小説家・詩人である「岩野泡鳴(いわの・ほうめい)」の日記の内容を手がかりに、当時の大阪・池田市で行われていた養蜂について研究した成果を発表しました。生活環境学科の学生有志による鳴尾苺研究会は、鳴尾地区のかつての名産品「鳴尾苺」の復活プロジェクトについて発表。2008年から始めたイチゴの栽培が、地域に根付いてきた様子を紹介しました。
発表の後、5人の審査員による審査が行われ、尾崎さんと鳴尾苺研究会が優秀と認められました。
第26回英語オラトリカルコンテストが開催され、大学部門で英語文化学科1年の堀尾麗華さんが優勝しました。[2010/11/03更新]
武庫川女子大学・同短期大学部の学生と附属中学・高校の生徒が英語でのスピーチを競う「第26回中高大合同 イングリッシュオラトリカルコンテスト」(英語文化学科、附属中・高校共催)が10月30日、附属中・高のAV1教室で行われました。大学・短大の部では、英語文化学科1年ACE(Advanced Course in English)コースの堀尾麗華さんが優勝、豊田陽子さんが準優勝しました=写真中央が堀尾さん=。
30日の本選には、学科やクラス・学年の予選を突破した18人が出場。大学生は英語で3分間のスピーチをしました。@Language(個々の音の発音、リズム、イントネーション、強弱、自然さ)AMemorization(暗唱の完璧さ)BDelivery(声の通りぐあい、目・感情・動作、感情の乗りぐあい、説得力)―の3つの観点から、中学・高校と大学の教員による厳正な審査が行われ、以下の6人が受賞しました。
中学部門:優勝 大川夏海さん(中2)、準優勝 吉田響さん(中3)
高校部門:優勝 大西麻希さん(高3)、準優勝 宮木優衣さん(高3)
短大・大学部門:優勝 堀尾麗華さん(英語文化学科1年)、準優勝 豊田陽子さん(同3年)
在日米国商工会議所(ACCJ)主催のイベント「Walk-A-Thon」にESS、能楽部、バトントワーリング部が参加。舞や演技を披露しました。[2010/11/02更新]
在日米国商工会議所(ACCJ)関西支部が10月16日に神戸メリケンパークで開催したチャリティーイベント「Walk-A-Thon」に、E.S.S.の部員4人、能楽部の部員3人、バトントワーリングの部の11人が参加、イベント進行のサポートやステージで舞や演技を披露しました。
ESSのメンバーは、ステージの進行をサポートしました。他のサポートスタッフとともに、出演者の案内や舞台の設定作業などに携わり、全てのプログラムがスムーズに流れるように務めました=写真左=。能楽部はステージで舞を2曲披露して訪れた人に日本文化を伝え=写真中=、バトントワーリング部は華やかなチアで会場を盛り上げました=写真右=。
(※写真はすべて、E.S.S.の部員が撮影しました)
参加した学生たちは「出演者のご案内の時など、英語でお話することができました」「他の参加者とも交流できて、いい経験になりました」「このような機会があれば、ぜひ参加したいです」と話していました。
【お知らせ】2011年4月の大学院「健康・スポーツ科学研究科」の設置が認可されました。[2010/11/01更新]
本学院が提出していた大学院「健康・スポーツ科学研究科」の設置申請は10月29日、文部科学省に認可されました。これにより、2011年4月に本学大学院5番目の研究科「健康・スポーツ科学研究科」が誕生します。同研究科の中に昼夜開講の「健康・スポーツ科学専攻」修士課程を置き、基礎となる大学「健康・スポーツ科学部健康・スポーツ科学科」(2011年4月設置)の教育理念を基本に、専攻分野に関連する、より深化した教育・研究を行います。
健康体力科学、スポーツトレーニング科学、リハビリテーション科学の3分野を学び、研究するユニークな、先進的な大学院になります。
新研究科の設置で、本学大学院は文学研究科、臨床教育学研究科、健康・スポーツ科学研究科、生活環境学研究科、薬学研究科の5研究科11専攻になります。
「健康・スポーツ科学研究科 健康・スポーツ科学専攻」の概要
修業年限 : 2年
収容定員 : 40人
入学定員 : 20人
学 位 : 修士(健康科学)または修士(スポーツ科学)
開設時期 : 2011年4月
研究科の教育目的 : 基礎となる健康・スポーツ科学部健康・スポーツ科学科の教育理念を基本に、専攻分野に関連する、より深化した教育・研究を行い、高度な応用能力と専門性を有する職業人、または自立した研究者を養成することを目的とする。
専攻の教育目的 : 健康・体力科学分野、スポーツトレーニング分野及びリハビリテーション科学分野に関する教育と研究を行い、人々の「生活の質」の向上を実現するために必要な高度の専門性を有し、併せて豊かな人間性と協調性を兼ね備えた地域社会に貢献できる職業人や社会において指導的役割を担う人材を養成することを目的とする。
英語文化学科・英語コミュニケーション学科のホームページが全面リニューアル。MFWIへの留学情報が充実しました。[2010/11/01更新]
大学英語文化学科・短期大学部英語コミュニケーション学科のオリジナルホームページが11月1日、リニューアルしました。ピンクと白を基調にしたシンプルで見やすいページになっています。
同ホームページはこちらからご覧ください。
「MFWI」のページでは、同学科の特色である本学アメリカ分校・MFWI(米国ワシントン州スポケーン市)への4カ月間の留学についての情報も豊富に掲載。留学プログラムの概要や、MFWIキャンパスの写真も公開されています。
そのほか、施設紹介や教員紹介、就職案内などの情報も詳しく掲載されています。
生活環境学科の学生が、「東京デザイナーズウィーク2010」に作品を出展。身近な生活の中での「絶滅危惧種」を表現しました。[2010/11/01更新]
生活環境学科の学生30人(2年生3人、3年生12人、4年生15人)が、10月29日から東京・明治神宮外苑で始まった「東京デザイナーズウィーク2010」に参加しています。草川直子さん(生活環境学科4年)をリーダーとする本学は9つの作品を出展。会期は11月3日まで。公式ホームページはこちらからご覧ください。
このイベントは今年で25回目を迎えたデザインイベントです。会場の明治神宮外苑ではさまざまな作品展が開催され、本学チームは次代のデザイン業界を担う若者による学生作品展に参加=写真左=。「-Red List- 絶滅危惧種」というテーマ沿った作品9点を出展しました。草川さんらは、ごく身近な生活における「絶滅危惧種」に焦点をあて、ソロバンや、固定電話、使い捨てカメラなど、最近の暮らしの中で姿を消しかけているモノや感情をモチーフとした作品を約5カ月かけて制作しました=写真中、右=。
生活環境学科の学生・教員は上京し、28日から29日かけて作品を会場に搬入しました。搬入に同行した西田徹准教授は「今年の作品は力作ぞろいです」と話しています。