以前書いた記事だけど、昨日のJJを斬る!
を読んだ後だと、おしゃPが生まれてきた背景についてもっとわかるわ!
ジャスコとかジーンズメイトとかで売っている、意味不明のブランドのロゴが入ったコンバースのTシャツ。
スーツ姿がカッコイイ、彼がデートに着て来たらドン引きよね~
おしゃれかどうか?って言ったら即答でNO!よね。
あれって実は、コンバースが出しているオフィシャルな物ではないの。
それを証拠に、カタログにもホームページにも載ってない。
Tシャツを出す知名度の無いメーカーが、コンバースみたいなブランドにお金払うから使わせてよ!って言ってロイヤリティを払ってロゴを使い、買う方も無名のブランドのよりも、コンバースみたいな有名なメーカーのロゴが入っている方が安心、って買い、メーカーは商品が売れて、ブランドはお金が入って、消費者は安心感を持って買える!っていうハッピーな構造がそうさせてるの
話は変わって久しぶりにJJを見たらなんか本当にモデルなの?っておばさんとか顔が大きいのとかが多くてやたら何だろう、って思っていたら、おしゃP、おしゃPって文字が。よく読んでると何かのブランドのプロデューサーばっかり。そんなにプロデューサーって増殖してたの?誌面の構成が大丈夫なの?ってレベルで持ち上げてるし。JJって清楚で地味なイメージだったのに。
神田沙也加までAMALIAってブランドのプロデューサーをしていたの?ってはじめて知ったわ
このおしゃPの増加現象ってどうなの?って私なりに分析してみたわ
物の売り方って最近更に巧妙になってきて、昔は
雑誌に載る→売れる
芸能人に着せる→売れる
カリスマ店員がおすすめ→売れる
読者モデルに着せる→売れる
セレブが着た→売れる
っていう図式だったけど、これが定番・陳腐化してきた。簡単に物は売れなくなっているの
今度はもっと身近なプロデューサーとかプレスとかデザイナーとかに着させて売ろうって意図が見え見えね。
さすがにブランドのデザイナーだったらおしゃれでしょう?そんなノリね。
見てるとそうでもないけど。
後は、芸能人をプロデューサーにする。なのでJJとか見てると、広告も集められるし
モデルで使っていた誌面をおしゃPで埋められるからギャラも浮く
っていうまさに一石二鳥
スタイルも良くないからリアルにコーディネートもわかる…
メーカー側も、1からブランドを育てるよりも有名人とか読者モデルをプロデューサーに祭り上げた方がそのファンをまず獲得できるし、メディアで取り上げられる回数も増える。ギャラを払っても、投資した分は回収できる。消費者も、あの芸能人のブランドだったら親近感もわくし、安心!ってメーカー、芸能人、消費者みんながハッピーっていう構造
でもこの構造って冒頭のジャスコのコンバースのTシャツと変わらないじゃない?って思ってしまったわ
メーカーコンバースに金払う→コンバースのロゴ使う→安心して消費者買う
メーカー芸能人に金払う→おしゃPの名前使う、プロデュースした風→安心して消費者買う、ってね
プロデューサーって都合の良い肩書だな、って思う。素直にデザイナーって書かない所がね。
プロデューサーって言ってもピンきりで、自分で会社を立ち上げて死ぬ気でやっている人もいれば、デザイナーと変わらないレベルで真剣に商品開発に取り組んでいる人もいれば、メーカー側がいくつかの原案を持ってきてコレとコレで、って選ぶというお遊びもいると思う
でも、忘れないで欲しいのがそうやって芸能人が介入する事によって
確実に商品原価か価格に跳ね返っている事を
芸能人がプロデュースして、値段がリーズナブルって商品の質を落とすしかないんだから
逆に、がんばってくれて商品が良くなっている、ってケースもたまにはあると思うけど。

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