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2011年5月30日(月) 19:25 |
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高松市亀水町、土砂崩れで避難勧告
高松市亀水町では29日、大雨で土砂崩れが起きて避難勧告が出されました。 高松市は、避難勧告を解除するかどうか検討するため、30日朝現地を調査しました。
高松市亀水町の土砂崩れは29日午後、大雨で斜面がおよそ120mにわたって崩れたもので、付近の住民80世帯234人に避難勧告が出されました。 高松市は30日、土砂崩れの原因を調査しましたが、今回は四国地方整備局や、香川県の職員、香川大学の教授などおよそ20人が参加しました。 これは市町村が避難勧告の発令や解除を検討する際に、国や県の支援を受けることができる「改正土砂災害防止法」に基づいたもので、県内では初めての適用です。 調査では、土砂崩れの原因をさらに詳しく調べる必要があるとして、避難勧告は解除されませんでした。 この土砂崩れで、山際近くの住民20人が近くの公民館に避難していています。避難勧告が解除されなかったため、30日夜も自宅に帰ることはできません。 高松市は、専門家とともに30日の調査結果を分析し、避難勧告を解除するべきかどうかなどについて検討するということです。
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