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【芸能・社会】「義経千本桜」再演 片岡仁左衛門2011年5月31日 紙面から 東日本大震災の影響で東、中央コースが中止となり、今年唯一の歌舞伎の地方巡業となる西コースに主演する片岡仁左衛門(67)が30日、東京・丸の内の東京会館で会見した=写真(石井裕之撮影)。 2年前に、9年ぶりの巡業で演じた「義経千本桜(すし屋)」を再び上演する。「自粛の精神も大事ですが、被災地の周りから活気づけて、お力になるのが大事」と仁左衛門。同じ演目を選んだことについては、「主人公が町人ですから身近に感じていただける」と話した。 仁左衛門が演じる通称いがみの権太は、人情や忠義に厚い憎みきれない悪党。「家族愛、忠義の愛、このバランスが好き」という。独自の台本で練り上げた作品で「歌舞伎の底力をお見せしたい」と意欲満々だ。ほかに片岡愛之助(39)が「雨の五郎」を演じる。8月31日の横須賀市・よこすか芸術劇場から9月20日の静岡市民文化会館まで21カ所を回る。 PR情報
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