放送スケジュール

布 川 事 件
隠された154の証拠       55分枠

放送 : 5月29日(日)
  24:50〜
ナレーター : 仮屋昌伸
制作 : 日本テレビ
再放送 : 6月5日(日)11:00〜
    BS日テレ
  6月5日(日)18:00〜  
CS「日テレNEWS24」 

強盗殺人の罪で29年間獄中生活を送った桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)。5月24日、2人に無罪判決が言い渡された。逮捕されてから実に44年。物証はなく、捜査段階での「自白」と「目撃証言」が、彼らの人生を大きく変えた。2人はそれらを「作られたものだ」と訴える。NNNドキュメントでは2人が服役中の1991年と、仮釈放された後の1998年の二度にわたってこの問題を取り上げた。いま大阪地検検事による証拠改ざん事件など、検察の捜査が問題となっているが、40年以上前に起きた出来事は、現代に生きる私たちの身にも起こりうる危険性をはらんでいる。布川事件の問題をあぶり出し、捜査機関が内包する問題に迫る。

放送スケジュール

畳の上の警告
続発する柔道事故と中学必修化      30分枠

放送 : 6月5日(日)
  24:50〜
制作 : テレビ信州
再放送 : 6月12日(日)11:00〜
    BS日テレ
  6月12日(日)18:30〜  
CS「日テレNEWS24」 

「2009年度までの27年間に中学・高校で計110人の生徒が柔道の部活動で死亡している」そんな衝撃的なデータが、大学の准教授によってもたらされた。柔道人口が日本の3倍というフランスでも、子供が死亡に至った報告はないという。国家資格を有する指導者が、医療の知識も持って指導にあたっているのだ。文部科学省は来年度から中学校で柔道、剣道、相撲の武道とダンスの中から1種目を選択する「必修化」をスタートさせるが、不安を訴える教師は多い。番組では、各地に被害者を訪ね、柔道必修化を前に事故の実態を明らかにし、畳の上での安全性への取り組みを訴える。

3・11大震災 シリーズ 5
がんばれ三鉄            30分枠

放送 : 6月12日(日)
  24:50〜
制作 : テレビ岩手
再放送 : 6月19日(日)11:00〜
    BS日テレ
  6月19日(日)18:30〜  
CS「日テレNEWS24」 

1896年(明治29年)の大津波の際、沿岸地域の復興を夢見て計画された三陸鉄道。それから90年近い年月を経て1984年(昭和59年)、全国初の第3セクターの鉄道として開業した。しかし、その後の急激な過疎化で乗客は減り、赤字が続く。三鉄はお座敷列車などのイベントを繰り返し、なんとか延命を図ってきたが、その最中に発生した今回の大地震と巨大津波。150億円とも180億円ともいわれる復旧の費用を捻出する力はない。それでも三鉄は、開業時の3分の1に満たないわずかの区間で走り始めた。「全線復旧を望む住民のために頑張りたい」と語るのは、津波に襲われた当時、列車を運転していた休石実さん。地域の鉄路の行く末は?その取り組みと復旧への思いを伝える。

3・11大震災 シリーズ6 崩れた安全神話
レベル7の原発事故はなぜ防げなかったか(仮)30分枠

放送 : 6月19日(日)
  24:50〜
制作 : 日本テレビ
再放送 : 6月26日(日)11:00〜
    BS日テレ
  6月26日(日)18:30〜  
CS「日テレNEWS24」 

大地震の翌3月12日、日本テレビ系で生中継された福島第一原発1号機の水素爆発。4基の原子炉が制御不能に陥り、放射性物質がまき散らされたレベル7という未曽有の原発事故は、原子力に関わってきた大学教授や技術者、電力業界の関係者、そして地震学者たちの多くに衝撃を与えた。内閣府原子力安全委員会の元委員長、松浦祥次郎氏や同委員長代理の住田健二氏も「想定が甘かったとしか言いようがない」と、これまでの安全審査のありかたを反省する。取材を進めていくと、今回のような事故を警告する出来事や提言はいくつもあったことが判明した。それはなぜ生かされなかったのか。アメリカの原発規制も紹介しながら、事故の背景を検証する。ナビゲーターは日本テレビの科学エキスパート倉澤治雄解説委員が務める。

3・11大震災 シリーズ7 大地のリレー
“被災地”に移住する若者たち(仮)    30分枠

放送 : 6月26日(日)
  24:50〜
制作 : テレビ新潟
再放送 : 7月3日(日)11:00〜
    BS日テレ
  7月3日(日)18:30〜  
CS「日テレNEWS24」 

宮城県石巻市にボランティアとして駆けつけた多田朋孔さん(33)。目の前に広がる被災地の将来を、第二のふるさと=新潟県十日町市池谷集落に重ね合わせていた。8世帯が身を寄せていた池谷集落に2004年10月、激しい揺れが襲う。最大震度7を観測した新潟県中越地震。2世帯が離れ、集落の存続さえ危ぶまれた。しかし、積極的にボランティアを受け入れると劇的な変化を遂げる。池谷の魅力にひかれた都会の若者たちが次々に移住を決断したのだ。大阪出身の多田さんも東京のコンサルタント会社を辞めて去年2月、家族3人で引っ越してきた。集落から都会の若者へと託される復興の“リレー”。東日本大震災と同様、過疎地域を直撃した中越地震の7年後を描く。 

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