Twitterは、外部サービスとして許容する範囲をずっと示し続けている。TwitterのPlatform部門のリーダーであるRyan Sarverは、Twitterのサービスの主眼であるクライアント向けサービス部分を模倣したり複製したりすることのないようにと述べてきていた。
このSarverの言葉をそのまま捉えるならば、TwitpicsやYfrogsは新たに入ってきたニュースに青ざめているところかもしれない。複数の情報源によれば、Twitterが独自にTwitpic風サービスを提供することにしたというのだ。順調にいけば明日にもサービスが公開されるらしい(情報が漏洩したことでスケジュールに変更があるかもしれない)。
こうしたことが起こり得るだろうと想像していた人は多いかもしれない。Twitterプラットフォームに「写真」を持ち込むのは自然な発展形態だとも言えるからだ。Twitterが目の前にぶら下がるたわわな果実を見逃したままにするだろうと考えていた人は、むしろ少数派だったかもしれない。
Twitterは最近、大いに金を使い始めているという状況もある。利用者の13%が利用する、パワーユーザー向けクライアントのTweetdeckの買収に$40を投じたのは記憶に新しいところだ。写真共有サービスの実現にあたって、より以上の金額を投じるかもしれないというのも自然な考えだと言えよう。写真共有サービスにはこれまでも多額の金銭が投入されている。また写真関連サービスを充実することが、Facebookとの争いにあたってのキーになるとするならば尚更だ。
写真共有サービス実現時の短縮URL形式がどうなるのか(Twitphoto.me?)などといった詳細な情報は入っていない。またどういった形式のサービスになるかもよくわからない。ただこのサービスが「間もなく」実装されるという情報が随所から入っているだけだ。実装の際には、おそらくは広告の掲載もなされることになるのだろう。
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(翻訳:Maeda, H)