(cache) *Happy diary* 旧友との再会（その３）

この歳になっても、友人や人間関係について、深刻に考え過ぎだろうか。
ただ私の場合、内容は問わず、色々と考え過ぎる傾向があることは自覚しているので、うまくスルー出来るところはスルーしたいのだが・・・何せ生まれ持った性質だから、こればかりは付き合い続けるしかない、とも思う。

だけど私らしく変われるのなら、変わりたいとも思う。

それと、この件については１０代の頃からの課題だったので、もう少し掘り下げてみたいと思う。

何故私が「同苦」にこだわるのか。最近、そのことについて考えていた。するとある簡単な結論が出た。

同苦＝対等な相手、対話が出来る、ということ。

同情＝その逆や、傍観。

あくまでも私のなかの結論であって、これが一般的に通用するかどうかはわかりません。だけど大まかにいうと、こんなところなのかな、と思う。

この間、ある友人の愚痴を長時間聞き続けて疲れた、という話を書きました。
何故ブログにぶっちゃけ話を書きたくなるほどに疲弊したかというと、たぶん、私という人間は、彼女からサンドバッグとしてしか、見られていないんだろうなぁー・・・と、そのときのやりとりから、感じてしまったからです。

私は日頃から同苦出来るような人間になりたいと願っているはずなのに、どうしてその逆のようなことを思ってしまうのか。
矛盾もいいところではないか。
都合の悪い話は聞きたくない。自分が聞ける話だけを聞きたい。
そう言っているようなものではないのか？
それじゃ、ただの偽善者ではないのか？

私を疲弊させていたのは、まさにそこでした。

友人とは対等な付き合いがしたいと思っています。
対等だからこそ、対話が成り立つ。
一方的な話や、無意識でもそこに逆差別の意識があるならば、対話は成り立たない。
どちらか一方の犠牲を伴わなければ成立しない関係というのは、対等ではない。

同苦というのは、どちらか一方の犠牲を伴う想像力ではないはず。
「あなたの力になりたい」と思う心が、原動力であると思う。

先日の友人は、私のデフォルト的な情報を、忘れているようでした。しかもそれは、彼女側から何度と無く今までに聞いてきたごく基本的なことで、「そんなデフォなことですら、忘れられているんだ・・・」と、軽くショックを受けつつ、少々怒りもおぼえたので「あのさ、それに関しては、何年も前から何度も話していると思うんだけど・・・」と、明らかに怒りの発言をしてしまった。まぁ。それくらいで怒る私も小さいなオイ、という感じなのだけど・・・汗。

それにしたって、私というパーソナリティを軽んじられていると、そのとき感じてしまった。
だから、私じゃなくても、相手が誰であれ、頷いて話を聞いてくれる人なら誰でも良くて、私はサンドバッグ的な扱いなのかな・・・と、かなり被害者意識的だけど、そう感じてしまった。

たとえば、それがたとえ何時間にも及ぼうとも、苦労話や愚痴だったとしても、対等な相手（対話が出来ていると感じている相手）であれば、私は出来る限り力になりたい、と心から願うと思う。

だけど自分がないがしろにされていると、感じてしまったら。
それがたとえ誤解だとしても、疲れたなぁ・・・と思うのは、こちらも生身の不出来な人間なので、無理もなかろう。

まぁ、こうして人間関係というのは、じょじょに淘汰されていくものなのだろうなぁ・・・という、悲観的な考えに今までなら、なっていた。

しかし私は、もうそういうのは嫌なのだ。
いつまでも悩むのも疲れるし。
もっとラクに、簡単に出来る方法はないのか。