統一地方選2011
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【社会】東電社員250ミリシーベルト超えか2011年5月30日 13時58分 東京電力は三十日、福島第一原発で運転員として勤務していた東電社員二人が、今回の事故に限った被ばく線量限度の二五〇ミリシーベルトを超える可能性があると発表した。二人の甲状腺には、ほかの作業員より一桁高い放射性ヨウ素がたまっていることが確認され、今後、内部被ばくの時期や状況を詳しく調べて被ばく線量を確定する。 東電によると、二人は三十代と四十代の男性で、体調不良は訴えていないというが、外部被ばくについては三十代男性が七三・七ミリシーベルト、四十代男性が八八・七ミリシーベルトと判明。 五月初めの被ばく線量の簡易検査で内部被ばく量が比較的高いと判明。二十三日に甲状腺のヨウ素131の蓄積量を調べたところ、三十代男性は九七六〇ベクレル、四十代男性は七六九〇ベクレルと、他の作業員の十倍前後の高い値が出た。 この値から被ばく線量を単純に換算することはできないが、放射性物質を取り込んだ時期が早ければ、二五〇ミリシーベルトを超えている可能性があるという。 二人は三月十一日の大震災発生当時は3、4号機の運転員として勤務。十五日まで原子炉建屋内でのバルブ操作や監視、中央制御室の作業に従事。十三日には内部被ばくを抑えるため、ヨウ素剤を服用した。 その後は免震重要棟に移ったが、中央制御室でデータ回収を数回行った。ともに五月下旬に福島第一原発を離れている。 (東京新聞) PR情報
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