今私はカンクンにいない。カンクンにいない理由は、私の制御の及ばないところにある(JFK空港の滑走路でバージン航空が3時間以上遅れたために、サンフランシスコでUSAirwaysの接続に乗り遅れた)。私はこの3時間以上にわたる機内監禁時間の大半をTwitter上での愚知に費し、@VirginAmericaと@USAirways両社のTwitterアカウントに指示を仰いだ。会社のフリーダイアルにかけても、待たされるか繋がらないかのどちらかだからだ。
どちらのTwitterアカウントから返信があったと思うだろうか? どちらの会社を次も使おうと思っただろうか。そして、最近行われたTwitterユーザー2049人を対象に、Twitter Q&A検索サービスのinboxQが行った調査によると、私は例外ではなかった。回答者の64%が、Twitterの質問に答えた企業から購入する可能性が高いと答え、24%がどちらでもなく、12%が可能性は低いと答えた。
Twitterでユーザーからの質問に回答するもう一つの利点は(@USAIRWAYS聞いてる?)、ユーザーが質問に答えてくれた会社をフォローする可能性が高いことで、59%がそうだと答え、変わらない、可能性が低いはそれぞれ29%、12%だった。
inboxQの調査結果は、他にも「そりゃ当然」という情報が満載だ。例えばフォロワーの多いユーザーほど質問に答えをもらいやすく、フォロワー100人以上のユーザーの41%が企業から回答を得たのに対して、100人未満では21%だった(企業は努力の価値なしと判断したのか? それとも発信の少ないアカウントからの質問は、企業が使っているソーシャルメディア監視サービスに無視されてしまうのか?)。
ともあれ、重要なお知らせ。もしあなたが、Twitterでのユーザー獲得を真剣に考えている企業の人間なら、ユーザーの誠実な質問には、フォロワー数によらず、何をおいても誠実に回答すること。いずれ何かを買ってくれることになるかもしれない。あるいは嫌われずに済むかもしれない。
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(翻訳:Nob Takahashi)