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[経済・IT]ニュース
【東日本大震災】「絆」求めてパートナー探し 指輪、紹介サービスなどブライダル需要増加
2011.5.29 20:49
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東日本大震災以降、ブライダル関連の需要が増加している。ホテルでは「自粛」で宴会やイベントが軒並みキャンセルとなる中、結婚式の予約だけは堅調だ。
婚約・結婚指輪の売り上げも増加傾向にあり、結婚情報紹介サービスでは、首都圏の女性を中心に相談・成婚件数が急増。関係者は「震災で人と人との絆を求める意識が高まった結果」とみている。
帝国ホテル(東京)では毎年5月に開催するウエディング・フェアの来場者数が今年、前年を10%上回った。宴会需要は戻らないが、結婚式場の見学や申込件数は増加傾向だ。グランドハイアット東京(東京)は、入居する六本木ヒルズが自家発電設備を持ち、宴会フロアが低層階にあるため「地震に強い」と若いカップルの人気を集めている。
婚約・結婚指輪では、米宝飾大手ティファニーの売り上げが増加。「絆やつながりを形にする人が増えた」(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)という。
婚約・結婚指輪はインターネット販売も好調だ。ネット販売大手、楽天市場では4月の売り上げが前年同月比40%増。4月下旬には2倍超に膨らんだ。「震災の影響で自宅で買い物をする人が増えたことも一因」(広報)という。
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