東日本大震災

文字サイズ変更

東日本大震災:義援金の支給対象者を拡大 宮城県

 宮城県は29日までに、震災で家族が死亡、または行方不明となった遺族らに支払う義援金の支給対象者を拡大することを決め、県内の各市町村に通達した。

 新たに対象となったのは、犠牲者の兄弟姉妹、おい、めい。いない場合は、おじ、おば、いとこらに支給することも併せて決まった。

 住宅被害に対する義援金についても、世帯主が死亡、または行方不明の場合、同じ対応とする。

 これまで県は災害弔慰金の支給法に基づき犠牲者の配偶者、子、父母、孫、祖父母に対象を限定。いない場合、支給そのものが見送られていたため、遺族らから批判が出ていた。

 宮城県は、被災者への義援金について、死亡・行方不明者1人当たり計50万円、住宅の全壊世帯に計45万円、半壊世帯に計20万~25万円をそれぞれ支給することを決めている。

毎日新聞 2011年5月29日 21時06分

PR情報

スポンサーサイト検索

東日本大震災 最新記事

東日本大震災 アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

注目ブランド

毎日jp共同企画