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【プロ野球】小さな巨人で脱出 阿部 送りバント犠飛で2点2011年5月29日 紙面から ◆巨人2−0ロッテ4戦連続1得点の「1点打線」が執念で2点目をもぎ取った。6回だ。巨人は無死一、二塁で5番・阿部が昨年4月7日阪神戦以来となる犠牲バントを決め、矢野の犠飛につなげた。「絶妙だったでしょ。サインが出なくてもやるつもりだった」と阿部。“1点の壁”を5戦ぶりに破り、好投の内海を援護した。 先制点も犠打(野選)を絡めたスモールベースボールでもぎ取ったもの。結果的には2点で“打ち止め”となったが、貧打脱出の光は見えた。13戦ぶりに1番に戻った坂本が2安打。初回には20打席ぶりの安打で出塁して先制の得点をマークした。慣れた打順で伸び伸びとプレーする姿には原監督も「1番が好きなのかな、3番が嫌いなのかな」と苦笑いだ。 3番に入った長野も先制犠飛に決勝の得点とチームに貢献。「投手陣にずっと迷惑をかけていたし、これからも頑張らないと」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。苦心の新オーダーではあったが、各人が持ち味を取り戻すことに成功。原監督は「2点を取って勝ったんだ、ということをステップアップの材料にしたい」とため込んだマグマの爆発に期待した。 (井上学) PR情報
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