'自民党再生に向けて' 平 将明
2009年9月 5日 11:46
| ブログ:平将明の本音
大惨敗だった。
我々はこの結果を厳粛に受け止め、反省し、出直していかなければならない。
自民党はこれから消えて無くなるのか、再生して二大政党の一方の核となるのか、まさに正念場だ。生き残った若手改革派の一人として、衆議院300議席を超える巨大民主党と対峙できる'新生'自民党を創っていきたい。私の考える自民党再生の処方箋のポイントは以下の通り。
再生の処方箋:
①信頼回復(党の体質の抜本的改善)
総理や閣僚の緊張感のなさ、議員同志のなれ合い政治からの脱却が必要
→世襲候補者の立候補制限に加えて、総理経験者の即時議員引退制度の整備
→総裁選改革、総裁候補の推薦人は10名(現行20名)とし、党所属議員も党員も同じ一票とする
(実質、派閥の無力化)
②保守政党としての再生
→家族の絆、地域の絆、日本の伝統文化、国旗国家を大切にする政党としての立ち位置を再確認
(社会主義的思想が強く、日の丸を嫌悪する議員が多くいる民主党との差別化をはかる)
③自由主義経済を基調とした経済成長戦略
→国際競争力を高め、経済を成長させることにより生活を豊かにするという基本政策に立ち戻るべき
(困ったところには現金給付、財源はいい加減、成長戦略は欠落の民主党との差別化をはかる)
今後の展開:
上記の3点を固めたうえで、あわてず、騒がず、愚直に、誠実に、政策で巨大民主党と対峙していく。 来年の参議院議員選挙で反転攻勢のきっかけをつかみ、4年後の参議院選挙で衆参同時選挙に追い込み、国民の審判を受ける。国民から信頼される、選ばれる'新生'自民党を創っていかなければならない。
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