東日本大震災による九州への観光の影響や、企業の支援活動などを取材している台湾のテレビ局がきょう、福岡県朝倉市を訪れました。

朝倉市を訪れたのは、台湾のケーブルテレビ局「中天電視局」の記者とカメラマンです。

取材クルーはきょう午後、朝倉市馬田にあるキリンのビール工場を訪れ、甘木・朝倉地方などの農産物や加工品の生産者に、震災後の影響についてインタビューしていました。

「中天電視局」は今後、1年間にわたって、東日本大震災後の復興活動や日本経済について取材する予定です。

取材クルーは来月4日まで福岡、佐賀、長崎、鹿児島の4県を訪問し、観光への影響や企業の被災地支援についてリポートします。

中天電視局の記者は、「今回の取材を通じて九州の安全性を報道したい」と話していました。