【平昌(ピョンチャン)(韓国東部)澤田克己】大畠章宏国土交通相は28日、29日開催の日中韓観光担当相会合に出席するため訪韓し、韓国・江原道平昌で、中国の邵※偉国家旅遊局長、韓国の鄭柄国(チョン・ビョングク)文化体育観光相とそれぞれ会談した。
大畠氏は、日中韓首脳会談の際に温家宝中国首相と李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領が東日本大震災の被災地を訪問したことへの謝意を伝えるとともに、東京で確認されている放射線量は北京やソウルと同レベルだと強調。震災後に激減した両国から日本への観光客を回復させるための協力を求めた。
これに対し邵氏は、中国の観光関係者100人を連れて30日に訪日する考えを表明。鄭氏は、平昌が立候補する2018年冬季五輪の開催地が決まる7月に向け、日本側の協力を要望した。
※王へんに其
毎日新聞 2011年5月28日 20時24分(最終更新 5月28日 21時03分)