不信任案巡る攻防 今週にも山場
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不信任案巡る攻防 今週にも山場

5月29日 4時25分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

ドービル・サミットなど一連の首脳外交を終えた菅総理大臣は、29日に帰国します。菅総理大臣は、内閣に対する不信任決議案を否決するため、民主党議員の一致した対応を求めていますが、党内では、小沢元代表に近い議員を中心に不信任案に同調しようとする動きが続いており、攻防は、早ければ今週にも山場を迎えることになりそうです。

東日本大震災のあと、初めて外国を訪れた菅総理大臣は、サミットで原子力発電所の安全性の強化を訴えるなど一連の首脳外交を終えて帰国の途に就きました。こうしたなか、国内では、菅内閣に対する不信任決議案を巡る動きが活発化し、自民党の谷垣総裁は28日、「今の政治状況を打開しなければならず、野党の責任を掲げて戦う決意を固めている」と述べ、不信任決議案の早期提出に意欲を示しました。また、民主党内では、小沢元代表に近い議員を中心に、これに同調しようとする動きが続いており、小沢氏自身も「菅総理大臣は1日も早く代わったほうがいい」と述べ、不信任案に賛成する可能性を否定しませんでした。これに対して、菅総理大臣は訪問先のベルギーで記者団に対して「震災や原発事故の対応もあり、党内は一致して行動してもらえると信じている。国民の大多数もそういう思いを持っており、それ以上のことは想定していない」と述べました。菅総理大臣は、帰国後、鳩山前総理大臣ら代表経験者と会談し、決議案の否決に向け、民主党議員が一致した対応ができるよう協力を求めたいとしています。党執行部は、仮に同調者が出た場合は、除籍を含めて厳しく処分するとして引き締めを図っており、不信任案を巡る攻防は、早ければ今週にも山場を迎えることになりそうです。