2011年05月19日

原発と地球温暖化 — プロパガンダの実例

今回は、前回のブログ「プロパガンダから身を守り、思考停止から脱却するコツ」の実践編として、「原発は地球温暖化の救世主」というプロパガンダをしっかりと見極めたいと思います。

 (参考)
   プロパガンダから身を守り、思考停止から脱却するコツ

2010年12月に書いた「環境問題のウソ(地球温暖化CO2犯人説の嘘)」でも指摘しましたが、地球が温暖化していると仮定しても、CO2の要因よりも原発から常時流れ出ている70〜80℃の排水の方が、よほど温暖化に影響があるのではと指摘しておりました。「地球環境を良くする為に努力しましょう」は良いのですが、原発は放射能を出し熱水を海に排出し続けるため、決して環境面から見てプラスは無いと、まず断言しておきたいと思います。


■アル・ゴア氏の「不都合な真実」は、存在が不都合
地球温暖化対策の切り札として「原子力」を訴えてきたアル・ゴア氏はアメリカで衰退した原子力産業のマイノリティ(広告塔)としての活動についても言及したいと思います。

アル・ゴア氏は、政界を離れた後の04年、ロンドン  に環境ファンド「ジェネレーション・インベストメント・マネジメント」(GIM)を設立し、会長に就任し、原発プラント・メーカであるGEに対して約50億円の出資もしています。

アル・ゴア氏の不都合な真実は、間違いが多いため「イギリスでは同作を学校で公開しようとしたところ政治的活動であるとして保護者から提訴され、裁判所が「9ヶ所事実誤認している場所がある」として「是正措置を取るように」といった判決が出された」となっている事を知っておくべきでしょう。

英紙デイリーテレグラフによると自身のベンチャーキャピタル(GIM)の二酸化炭素取引市場や太陽光発電、原子力発電(GE)、電気自動車、スマートグリッドなどの環境市場の出資により資産が以前の120万ポンドから6000万ポンドとなり世界初の環境長者になったと報道されています。


ちなみに、アル・ゴア氏が如何にエネルギーを浪費し過ぎているかは、下記のサイトを翻訳して読んでみて下さい。一般的なビル以上の電気を使っている事を批判されているようです。「地球環境の為に」とは良く言えたものです。



■NASAの最高責任者も疑問を訴えた地球温暖化説
ちなみに、NASAの最高責任者マイケル・グリフィン氏が、地球温暖化問題に対して疑問視している事を公言した所、大騒ぎとなってしまったため行われた記者会見で、「大変残念な事ですがこの問題は技術というより、はるかに政治的な状態になっています。私は口を挟まず静観すべきだった」と、温暖化の本質ではなく、政治問題に言及してしまった事についての反省の弁を述べています。






■クライメイト・ゲート事件
日本では、あまり報じられなかった「クライメイト・ゲート」事件についても書いておきたいと思います。
クライメイト・ゲート事件とは・・・
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2009年11月にイギリスにあるイースト・アングリア大学(UEA)の気候研究ユニット(CRU:Climate Research Unit)がクラッキングされ、地球温暖化を捏造したと見られる電子メールと文書が公開されたことによって発生した一連の事件のこと。この事件は日本のメディア以外では大きく報じられ、標的とされたUEAのCRUの所長が一時的に所長職から離れる等の事態となった。その後公的機関の調査により偽造は無かったという事になっているが、排出権取引で有利に立つイギリスの公的機関が調査した結果であるだけにそのまま信用するのも疑問が残る。。。
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クライメイト・ゲート事件については、たくさんの動画がYouTubeにアップされておりますが、代表的な動画だけ紹介します。



当時、日本ではCMでエコ×2繰り返していましたし、大手メディアは、広告代を産業界、エコ業界から大量に貰っていたのでしょう。日経新聞毎日新聞も、クライメイト・ゲート事件は、ちょうど地球温暖化キャンペーン」を行っていた時期であったため、報道しなかった事を認めています。報道機関が、広告の有無によって情報の取捨選択をしているという良い事例(社会的には悪い事例)だと思います。


■地球温暖化で原発を推進してはならない
CO2犯人説も、根本の温暖化問題も、どちらもただのウソの可能性があります。

少なくとも本当の事は誰もよく分からないという事が真実であって、決して感情に訴えられて思考を停止しないように注意しなければなりません。感情に訴える事が、思考を停止させる手法として、心理学や社会科学で証明され、古来から活用されてきたプロパガンダの手法の一つです。

もしも地球温暖化(CO2犯人説)を未だに信じ、危機感を抱いている方は、以下も読んでおいて下さい。
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北極の氷が全部溶けても海面の水位は変わらない。(アルキメデスの定理)
南極は暖かくなると氷が増える。結果、海水面は下がる。(元々寒過ぎるため、温度上昇分、水蒸気が発生し、それが雪となって南極に降り積もり、氷の量は増える)
③東京などの都市部の気温上昇は事実であるが都市部以外では気温上昇は認められない(ただのヒートアイランド)
④地球は温暖化するよりも寒冷化する方が人類にとっては厳しい(農作物は激減し食糧難となる)
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つまり原発を推進する為の理由の一つである、地球温暖化はそもそも良く分かっていないわけですから、その為に、危険を冒してまで原発を活用しようという事にはならないでしょう。

原発を推進する理由地球温暖化対策であれば、はっきりとNoと言いましょう。





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