2011年5月26日1時38分
名古屋市瑞穂区の無職野田功さん(79)方から出火して一家の7人が死傷した火災で、意識不明の重体だった、功さんの孫で小学6年の修子さん(11)が25日夜、死亡した。死者は5人となった。2階のパソコンの配線付近の焼け方が激しいといい、愛知県警は配線が何らかの原因でショートして出火したとみて調べている。
県警によると、実況見分の結果、2階の南東角の部屋にデスクトップ型2台とノート型1台のパソコンがあり、複数の電源コードが延長コードに差し込まれ、「たこ足配線」の状態になっていた。パソコンが置かれた机の下にコードは一塊に折り重なっていた。コードとその下側の床の直径約20センチが焼け焦げていたという。出火当時、この部屋は無人だった。
パソコンは普段、亡くなった功さんの長男の修さん(54)が使っていたという。