政治【名言か迷言か】菅さん、もう、何が何だかわからないのよ+(1/3ページ)(2011.5.28 18:00

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【名言か迷言か】
菅さん、もう、何が何だかわからないのよ

2011.5.28 18:00 (1/3ページ)

 「なーにが、なんだかわからないのよ」という、歌詞で始まる歌がある。

 昭和41年に公開された映画「日本一のゴリガン男」という映画の主題歌だったハナ肇とクレイジーキャッツの「何が何だかわからないのよ」と、タイトルが歌詞そのままの歌だ。

 脱力系の曲に乗せて、給料が増えたら買い物が増えたとか、買い物が増えたら借金が増えたとか、薬を飲みながら大酒飲むとか、世の中の矛盾を並び立てる。

 そこで、菅政権である。東京電力福島第1原発事故をめぐる海水注入問題は、まさに「何が何だかわからない」のだ。

 少しおさらいをしてみる。

 3月12日午後7時すぎに東電が第1原発1号機に海水注入を始めたところ、菅直人首相が「聞いていない」と激怒して中断した、との情報が20日に流れた。すると政府は21日、再臨界の危険性を検討したところ原子力安全委員会の班目春樹委員長が「危険性がある」と言ったからと、責任を押しつけた。

 22日に班目氏が抗議すると、政府は「可能性はゼロではない」と同氏が発言したことに訂正。首相は23日の衆院東日本大震災復興特別委員会で「(注入の)報告はなかった。報告が上がってないものを『止めろ』というはずがない。私が止めたことは全くない!」と関与を否定した。

 首相はその翌日、主要国(G8)首脳会議開催地の仏ドービルに向けて旅立っていった。

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