展覧会情報
現在開催中の展覧会
ルオーと風景
開館期間 | : | 2011年4月23日(土)〜2011年7月3日(日) |
開館時間 | : | 10:00より18:00まで(ご入館は17:30まで) 当面は17時閉館(ご入館は16時30分まで) |
休館日 | : | 月曜日 |
入館料 | : | 一般:500円(65歳以上400円)、大学・高校生:300円、中・小学生:200円 ◎ 障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料。 |
主催・会場 | : | パナソニック電工 汐留ミュージアム |
後援 | : | フランス大使館 、フランス観光開発機構 、東京日仏学院 、港区教育委員会 |
特別協力 | : | ジョルジュ・ルオー財団 |
協力 | : | エールフランス航空 |
パリ、ブルターニュ、ヴェルサイユ。
ルオーの魂の旅をたどる。
月明かりに照らされた森と水辺の幻想的風景を描いた作品《人物のいる風景》。ジョルジュ・ルオー(1871-1958)最初期の風景画です。ピエロや踊り子を描く以前、まだ国立美術学校で古典主義的作品を発表していた頃より、風景はルオーにとって大切なテーマでした。
自然をインスピレーションの源とし、自分を取りまく世界の観察を愛したルオー。彼は、変化に富む空に微妙な色調の美しさを、またわびしい街角に人間の苦悩や孤独を鋭敏に感じとり、それらを色彩と形態のハーモニーの中に表現しました。そんなルオーの風景画で特に重要な役割を演じたのが、生まれ育ったパリの下町の情景と、ブルーターニュやヴェルサイユで出会った自然・田園の風景です。やがて、こうした舞台にキリストが登場し、ルオーの風景画は神秘的な光に包まれた静謐な聖書風景へと向かいます。その人間と風景との宇宙的つながりを感じさせる歓喜のヴィジョンは、苦悩の世界を救う愛の美しい姿を表し、今なお感動を与えてくれます。
ルオーの最も内密な創造の源を彼が出会ったフランスの風景に求め、画家と風景の関係を読み解きます。国内の名品に初公開を含むフランスからの作品を加えた約90点により、ルオーの風景画を解剖します。
画家の人生を辿るように、展覧会をお楽しみ下さい。
汐留ミュージアムの照明がすべてLEDになりました!!
- ▼2011年4月25日 パナソニック電工 ニュースリリース
汐留ミュージア ムを次世代照明化 LED照明と有機EL照明(試作品)を設置
前回のこども向け展示の様子 (2009年3月) |
『ルオーの王国』を探検しよう!
- 本展機関中ミュージアム内の一室が、こども向け展示に
なります。
◎オープニング記念トークショー
「中村吉右衛門が画をかたる -ルオーに魅せられて-」
出演:中村吉右衛門 氏(歌舞伎俳優) 聞き手:山根基世氏(LLPことばの杜代表)
- 4月23日(土)午後2時〜3時/開場:午後1時30分/要予約・先着順(定員150名)
会場:パナソニック電工ビル5階ホール/参加費無料(ミュージアム入館には別途入館料が必要です) - 申し込み方法:通常はがきに
(1)希望イベント名・日時 (2)参加人数 (3)氏名 (4)住所 (5)電話・FAXを記入の上、
〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック電工ビル4F
汐留ミュージアム「ルオーと風景」展係 までお送りください。
受付は先着順、定員になり次第締め切らせていただきます。折り返し受講票をお送りします。 - お申し込みにあたってご記入いただいた個人情報は、本イベントの受講管理の目的のみで使用し、終了後に廃棄します。なお、お申し込みいただいた場合、ご記入頂いた個人情報に関して、上述の目的での使用に同意いただいたものとさせていただきます。
◎本展監修者によるスペシャルギャラリートーク
- 6月4日(土) 午後2時〜3時/予約不要
●ナビゲーター:後藤新治氏(西南学院大学教授/本展監修者)
【当館学芸員によるギャラリートーク】
- 5月14日(土)、6月10日(金)、6月18日(土) 各回午後2時〜(約30分) 予約不要
- パナソニックリビングショウルーム運動イベント第2弾
◎大人の趣味時間 美術館鑑賞(解説つき) × LED工作教室
-
6月24日(金)25日(土)各日@11:00〜13:00 A14:30〜16:30
内容:LEDを使用した行灯の工作(90分)+学芸員による汐留ミュージアムの展示解説(30分)
会場:パナソニック リビング ショウルーム東京 1階特設会場(マンションリフォームコーナー)
定員:各回10名(先着順)
参加費:お一人様1500円
ご応募は5月30日(月)午前10時から受け付けを開始致します。
大人の趣味時間チラシ(PDF/2.46MB)
ブルターニュの風景
1915年 個人蔵
秋の終り U
1952年 出光美術館蔵
風景 乗馬
1911年
パナソニック電工 汐留ミュージアム蔵
ヴェルサイユの秋
1947-48年
個人蔵(ルオー財団協力)
郊外のキリスト
1920-1924年
石橋財団ブリヂストン美術館蔵
夕暮れ
1942年 ポーラ美術館蔵
この展覧会は、ジョルジュ・ルオー財団の協力のもと開催されます。Exposition réalisée avec le concours de la Fondation Georges Rouault
©ADAGP,Paris & SPDA,Tokyo,2011