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最新号:2011年5月27日号
2010年5月14日号
日本記録更新を目指して4月25日、三崎下町商店街で「三崎まぐろ鉄火巻日本一寿司づくり大会」が開催された。1300人の巻き手が挑戦し、昨年の記録を10m上回る530mを達成した。
この大会は海南神社を会場に、五穀豊穣を祈願し、地元の食文化の向上を願うお祭り「食の神フェスティバル」の一環として行われたもの。より多くの人に三崎特産のまぐろを味わってもらいたい、と5年前から「鉄火巻日本一」を目指して始まった。三浦商工会議所や地元の商店街などが中心となり、「三崎鉄火」と名づけて活動している。平成18年に実施した第1回目の記録は432m。以降、毎年記録を伸ばし、今回の記録更新となった。
事前に募集した参加者は1300人。当日は好天にも恵まれ、穏やかな陽気の中、スタッフ約250人と約40分かけて、鉄火巻が完成。寿司はその場で参加者と観客に振舞われた。鉄火巻にはマグロは82kg、シャリは280kg、530mの海苔が使われた。
会場は、海南神社から商店街へ向かう直角カーブのある道路。参加者たちが、一列に横に並び、息を合わせて一斉に寿司を巻く姿は圧巻。見事な鉄火巻の完成に観衆も含めて大きな歓声が上がっていた。
今回、使われたお米は株式会社ミツハシ(ミツハシライス)から提供されたもの。これにあたり、食料自給率の向上に向けた取り組みを行っている「FOOD ACTION NIPPON推進本部」も協力している。三浦市では今年2月、県内自治体としては初めて「FOOD ACTION NIPPON推進パートナー」に参加登録。こうした連携により、大会で使用するお米の提供につながっている。
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