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2011年5月27日(金) 19:20 |
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ハカマオニゲシ、岡山香川でも販売
麻薬取締法で栽培が禁止されている「けし」が、ポピーの苗として、岡山県や香川県などにあるホームセンター「コメリ」で販売されていました。
園芸業者が誤って栽培したものを、ホームセンターが販売したもので、岡山・香川ともに県が回収を呼びかけています。 販売されていたのは、「ハカマオニゲシ」と呼ばれるけしの一種で、鮮やかな深紅の花びらが特徴です。 「ハカマオニゲシ」は、新潟市に本社のある「コメリ」が、全国19都県のコメリホームセンターで、オリエンタルポピーとして販売したものです。 このうち香川県では、坂出市にあるコメリの「パワー坂出店」で、今年3月から今月6日までに、9個から10個程度の苗が販売されたとみられています。 また、岡山県では、津山市のコメリ津山店で、今年2月25日から4月13日の間に、28個が販売されたということです。 香川県などによりますと、苗を販売した福島県の園芸業者は、オリエンタルポピーの苗と形が似ていることから、気がつかなかったと話しているということです。 岡山県と香川県は、ホームページに写真をのせ、回収を呼びかけています。 また、コメリは、「申し訳ない、商品の回収に全力で取り組む」と話しています。
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