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　マット界と球界の人気ナンバーワン同士による最強のコラボレーションが、初めて実現する。新日本プロレスと阪神タイガースのコラボレーションＴシャツが２９日から新日本の試合会場と東京・水道橋および通販サイトの闘魂ＳＨＯＰで発売されることが２７日、分かった。新日本のトレードマークがライオンなら、阪神はもちろん虎。まさに最強タッグの誕生だ。

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　新日本と阪神がついに手を組んだ。

　新日本ではこれまでウルトラマンや仮面ライダーオーズとのコラボＴシャツ、選手個々でも棚橋弘至（３４）と仮面ライダーＷ、金本浩二（４４）と円谷プロの各コラボＴシャツなど、他業種とのコラボ商品を熱心に開発している。

　プロ野球界とも２００９年のＧ１クライマックスが広島で開幕したのに合わせ、広島とのコラボＴシャツを発売。これを手始めにソフトバンク、日本ハムとのコラボＴシャツを発売したところ「ファンの反応がすごかった」（新日本関係者）という。

　プロ野球人気の根強さを痛感した新日本だが、ファンからの声で圧倒的に多かったのが「『阪神とやってくれ』でした」（同）。この要望を受けて、今年に入って阪神にアプローチ。「とんとん拍子に」（同）話がまとまったという。

　デザインは新日本のトレードマークであるライオンが阪神のキャップをかぶっている、とんちの効いたもの。背中には新日本の旗揚げ年である「１９７２」が、黒と黄色のタイガースカラーでプリントされている。色は白と黒の２種類。

　今回のデザインを皮切りに、現段階ですでに４タイプの発売が決定済み。新日本では「好評なら継続してコラボしていきたい」と、阪神との最強タッグをさらに展開していくつもりでいる。