阪神・南信男球団社長(56)は27日、大阪市内の電鉄本社で、前日26日のロッテ戦(甲子園)でマートンがアウトカウントを間違えてボールをスタンドに投げ入れたことに関して、試合後、球団幹部が本人に事情を聴き、注意したことを明かした。
球団から注意を受けたマートンは一夜明けて被災地を訪問。「悪いことが続いてもいつかはよくなる。あしたは勝てると信じている」と前を向いた。移動中の伊丹空港では、ミスが掲載された新聞を手に取って反省を胸に刻んだ。被災地では日本語を交えて激励するなど、貴重な1日を過ごした。
(紙面から)