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【サッカー】

19歳 宇佐美 A才教育 キリンカップ25戦士入り

2011年5月28日 紙面から

 日本サッカー協会は27日、国際親善試合のキリンカップ、ペルー戦(6月1日、新潟・東北電力スタジアム)とチェコ戦(7日、横浜・日産スタジアム)の日本代表25人を発表した。優勝した1月のアジアカップを戦ったDF長友(インテル)ら海外組11人を軸に、19歳FW宇佐美貴史(G大阪)を初選出した。ロンドン五輪を目指すU−22(22歳以下)日本代表の強化試合オーストラリア戦(6月1日、東北電力ス)メンバーも発表され、フェイエノールトで今季3得点を挙げた注目のFW宮市亮(18)は選出されなかった。

 選手個々の評価は口にしない知将の、若き才能に対する異例とも言える“酷評”だった。「クラブで見せているパフォーマンスを見れば、まだ代表チームには値しない選手だと思う」

 日本代表の未来を背負う宇佐美を、現段階では「水準以下」と評した。それでも、最高峰の舞台へ呼び寄せた。なぜ? 3年後のW杯本番を見据えた、ザック監督の投資理念がある。

 「若いのが魅力。大きな伸びしろがある。成長できるために時間を持っている。『早く完成形に近づけるように努力しろ』と本人に直接伝えたい」。将来への布石としてG大阪が誇る「最高傑作」を初招集することに踏み切った。

 もっとも、宇佐美自身はロンドン世代の中心軸。ザック監督は会見で「宇佐美は五輪チームの一員」と何度も強調した。ただ、リーグ再開後も「コンディションを落としていた」(原技術委員長)といい、完全復調には至っていない。6月19、23日の五輪アジア2次予選・クウェート戦は一発勝負の大一番だけに、宇佐美起用は回避される公算が大きいという事情も働いたようだ。

 ペルー、チェコ戦に出場すれば、史上5番目の年少記録。得点すれば、1977年の金田喜稔(当時中大)を抜く最年少記録だ。ザック監督の期待は大きい。「練習に犠牲の念をもって臨めば、宇佐美はA代表でも重要な選手になるはずだ」。想定外に巡ってきた昇進試験。宇佐美がゴールという満点解答で、背負う大看板を証明する。 (松岡祐司)

 

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