'11/5/28
広島県庁舎内を全面禁煙に
広島県は27日、今秋から庁舎内を全面禁煙にすることを決めた。本庁舎では10月1日から庁舎内の喫煙室を廃止する。県内7カ所の県合同庁舎なども同日をめどに取り組む。
建物内を全面禁煙するのは、本庁舎と合同庁舎、県立総合技術研究所農業技術センター(東広島市)などの単独事務所の計64施設。
一方、本庁舎東館の県警が入るフロアと議会棟については、管理する県警、県議会事務局はそれぞれ「対応を検討中」としている。
本庁舎では、知事部局が入る本館や南館など計6棟の喫煙室を廃止。施設外の敷地内での喫煙は認め、喫煙場所を3カ所設ける。
厚生労働省は昨年2月、都道府県に「官公庁は全面禁煙が望ましい」と通知。これを受け、県は庁舎内の禁煙を検討していた。