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【大リーグ】

松井、足で魅せた!!先制ホーム バットは4の1、消化不良

2011年5月28日 紙面から

2回1死二、三塁、ラローシュの三ゴロでホームに生還するアスレチックスの松井。捕手はマシス(社英夫撮影)

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◆アスレチックス4-3エンゼルス

 足で勝利に貢献だ。2回1死二、三塁の場面。三塁走者・松井はラローシュの三ゴロが転がると躊躇(ちゅうちょ)することなく本塁へ猛然とスタートを切った。

 「(三塁手が)下がっていたんでゴロだったら行こう思っていた」。思い切りの良いスタートに加え「多少、内側を走りました」と三塁手の送球コースに入り、本塁へ送球させない頭脳的な走塁も披露。ゲレン監督も「すばらしいスタートだった。彼の走塁がなければ試合は違うものになっていたかも」と先制点を演出したベテランの好走塁を絶賛した。

 一方、打撃では2回の第1打席に外角球をうまくバットに合わせて左前打。ただこの後は浮かない表情が続く。

 4回の第2打席では、いい角度で打球が舞い上がったもののフェンス手前で失速して右飛。その後も凡退に終わった松井は「結果的に乗っていけなかった」と唇をかんだ。走塁面で膝の状態の良さをあらためて証明したが、今度は本職のバットでも勝利を呼び込みたいところだ。 (アナハイム穐村賢)

 

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