女性殺害“実行役”を起訴 「養母も関与」 |
殺害は養母の指示と供述 |
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去年4月、大阪府高槻市でポリ袋に入った女性の遺体が見つかった事件で、女性を殺害したとして無職の男が起訴されました。男は否認を続ける女性の養母の関与についても供述しているということです。
無職の佐々木一幸被告(43)は去年4月、大阪府能勢町の路上に止めていた自分の車の中で、宇野津由子さん(当時36)の首を締めて殺害したとして起訴されました。佐々木被告は逮捕されたときには関与を否定していましたが、現在は「仕事用の針金を束ねて津由子さんの首を締めた」と起訴事実を認めています。この事件では、津由子さんの養母の宇野ひとみ容疑者(36)も殺人の疑いで逮捕されていますが、一切の関与を否認しています。これに対し佐々木被告は「ひとみ容疑者の指示だった。ひとみ容疑者と戦う」と供述しているということで、警察はひとみ容疑者が殺害を計画したとみて調べています。
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2011/05/28 0:48:
更新) |
法外な利息 男ら6人を逮捕 |
法定の倍以上の利息を |
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無登録で現金の貸し付けを行い違法な利息を得たとして、警察は大阪市此花区の34歳の男ら6人を逮捕しました。
貸金業法違反などの疑いで逮捕されたのは、此花区の無職・高木浄規容疑者(34)ら6人です。警察の調べによりますと高木容疑者らは去年11月、福島区に住む女性(38)ら3人に、無登録で4万8000円を貸し付け、法定利息の倍以上となる2万3000円もの利息を受け取った疑いが持たれています。高木容疑者らはチラシをまいて連絡があった人と面接し、相手を選んでいたということで、一昨年の9月以降200人ほどから約3000万円もの違法な利息を受け取っていたとみられます。高木容疑者らは調べに対し容疑を認めているということです。
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2011/05/28 0:28:
更新) |
ボランティア減少も・・・兵庫では情報センター開設 |
ひょうごボランタリープラザが開設 |
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東日本大震災から2ヵ月半が経ち、ボランティアの数は大幅に減っています。
そんな中、兵庫県がボランティアをサポートする新たな取り組みを始めました。
午前7時、JR京都駅には会社員や学生などボランティア120人が集まり岩手県に向け出発しました。
参加した男性は、「ボランティア特別休暇をもらい(職場から)快く送り出してもらった」と話していました。
ゴールデンウイーク期間中に被害が大きかった3つの県で活動したボランティアは、延べ8万人にものぼりました。
しかし2ヵ月半経った今、その人数は、大幅に減っています。
ピーク時に450人いた福島県南相馬市鹿島区のボランティアも現在はたった20人。
20分の1に減りました。
来月には仮設住宅が完成することから人手不足が懸念されています。
南相馬市鹿島区災害ボランティアセンター佐藤清彦副センター長は、「仮設住宅の引っ越しの手伝い、仮設住宅の話し相手、一般住宅の被災者の心のケアも必要になってくる」と話していました。
そんな中、兵庫県は、27日からボランティアのための新たなサービスを始めました。
3人の専従スタッフが被災地の要望やボランティアの受け入れ状況、宿泊、交通事情などの情報を収集。
毎日更新してホームページで公開するほか、窓口での相談にも対応する全国初の取り組みです。
スタッフの1人池添麻奈さん(28)は、福島第1原発から20キロ圏内にある高富町から家族と避難してきました。
池添さんは、「何を望んでいるのかひとそれぞれ違うのでこころの寄り添うボランティアをしていただきたい」と話しています。
兵庫県は、大学が夏休みに入るまでボランティアが集まりにくい状況が続くとみて、1人でも多くの協力を呼びかけています。
(連絡先)ひょうごボランタリープラザ・電話078−360−0068
HP:http://www.hyogo−vplaza.jp
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2011/05/27 19:24
更新) |
「元気になる日を・・・」マってるよぼうずの歌 |
池田綾子さん |
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「元気になる日を待ってるよ」という思いを込めて女性シンガーソングライターが病院に入院している子供たちに「マってるぼうずの歌」を届けました。
病院の食堂に優しく響き渡る、透き通った声。
聴いているのは、奈良市の東大寺福祉療育病院に入院している約50人の子供たちです。
彼らは脳性麻痺などで手足が不自由になり車いすでの生活を送っています。
東京に住む歌手の池田綾子さんは2年前から関西を中心に小児病棟などを訪れてライブ活動を行っています。
池田綾子は「とにかく音楽を一緒に楽しんで体を動かして、楽しいという思いでこの教室を満たしたいなと思って」と話しました。
「元気になる日を待ってるよ」という想いが込められた空色の「マってるぼうず」。
池田さんの手作りで会場にいる子どもたち一人一人に手渡していきます。
27日のライブのために作られた「マってるぼうずの歌」。
特別な思いを込めて歌います。
池田綾子さんは
「(子供たちは)窓の外にみんな青空を見ていると思うんですけど、青空に虹がかかる時、私たちが音楽を運びに来たといってまた会えるの待っているよという思いを、離れていても「マってるぼうずを手に持っていることで音楽として心がつながっていく」と話しました。
音楽を通して届ける思い。
子どもたちは、「マってるぼうず」をずっと握りしめていました。
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2011/05/27 19:21
更新) |
ウガンダ人取調べで警察官が暴行 弁護人が語る |
密室の取調べで暴行 |
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覚醒剤を密輸した疑いで逮捕されたウガンダ国籍の男への取調べの際に、大阪府警の巡査部長が暴行したとされる問題で、男の弁護人が密室の中の状況を語りました。
【容疑者の弁護人・山巌弁護士】「手の平で額を5回ほど突かれた。耳を引っ張られた。みぞおちを拳で殴られた。足のすねを甲で4回蹴られた。問題の警察官は被疑者の横に座って被疑者を見るような感じで座っていて被疑者に対してプレッシャーをかけるように座っていた」
容疑者から聞き取った取り調べの状況を説明する、山巌弁護士。
この問題は、関西空港警察署の巡査部長が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたウガンダ国籍の男(37)を取り調べた際、「お前に人権はない」など言い、暴行した疑いがもたれているものです。
山弁護士は、他の事件でも警察官の暴力について苦情を申し立てたことがありましたが、全ての事件で「事実は確認できない」と突き返されてきました。
しかし今回は『通訳』が同席していたため、事実が明るみに出たのです。
【容疑者の弁護人・山巌弁護士】「この警察官、通訳がいる前でそんなことするの??と。自白を取るということが捜査官にとって至上命題になってるから捜査官にそういうプレッシャーがかかってしまう。それは構造的な問題になる」
大阪府警では先月、取り調べで暴言を吐いたとして東警察署の警部補が有罪判決を受けたばかりで、弁護士は「再発防止には取り調べの録音録画しかない」と話しています。
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2011/05/27 19:21
更新) |
大阪市議会 退職金削減案が否決 |
他会派の賛成を得られず |
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大阪市議会が27日に閉会し、大阪維新の会が提出した市長の退職金を半減する案は否決されました。
大阪市の平松市長に関する新聞記事を熱心に読む市議会議員。
最終日を迎えた市議会で大阪維新の会は満を持してある提案をしたのです。
それは・・。
橋下知事が代表を務める維新の会は大阪市長の退職金4430万円は「高すぎる」と主張。
大阪市議会の過半数には満たないですが第1党となった維新の会は、市長の退職金を半減する条例案を提案しました。
その結果、維新のほかに賛成したのは共産党のみ。
他の会派の賛成は得られず、あっさりと否決されました。
【公明・高山仁幹事長】「我々が物申す事ではない。市長が政治家として決めることだ」
【維新の会・美延映夫幹事長】「市民の感情に対する暴挙としか言いようがない」。
否決された維新の会は11月にも行われる市長選挙で、退職金削減を争点に掲げる考えを示しました。
【平松邦夫市長】「(否決は議会が)何でもできるわけではないと良識で示してくれた結論。(維新の会が市長選の争点にすると言っていますが?)争点好きの政党らしいと思う」と話しました。
維新の会の攻撃をかわすためか、平松市長は今後、外部の有識者などに、退職金の適正な額を審議してもらい、その一部を震災の義援金に回す考えを表明しています。
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2011/05/27 19:21
更新) |
「ルクア」 開業わずかで水漏れ |
JR大阪駅の北側にある商業施設「ルクア」の地下一階で水漏れが起こり通路などが水浸しになりました。
午前9時15分ごろJR大阪駅の北側にあるファッションビル「ルクア」の防災センターで水漏れを知らせるランプが点灯しました。ビルのスタッフが確認したところ地下一階の天井から水漏れが起こっているのを見つけました。このため地下一階の通路を通行止めにして調べたところ天井にあるスプリンクラーの配管が壊れていてそこから水が漏れていたということです。この水漏れで地下一階の17店舗のうち9店舗が一時営業を休止し、現在もまだ3店舗が休止しています。ルクアは今月4日にJR大阪駅の新装と共に開業したばかりです。
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2011/05/27 15:08
更新) |
知事が県内への避難者を訪問 |
和歌山県の仁坂知事は27日、東日本大震災で県内に避難している被災者の下を訪れました。
仁坂知事は和歌山市内の県営住宅を訪れ、宮城県や福島県から避難し、この住宅で暮らす被災者と面会しました。和歌山には、これまでに44世帯112人が避難していて、県では5万円から10万円の生活支援金を支給したり、住宅を無償で提供したりしています。「今までの仕事は長い間勤めてきたけど、自分の都合よりも子供が大事だと思って避難した」(福島県郡山市から避難してきた男性)。「現実に生活が成り立つように支えていくことが大事」(仁坂吉伸・和歌山県知事)。県では、今後も被災者の要望を聞きながら、最大限の支援をしていきたいとしています。
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2011/05/27 15:05
更新) |
9歳の女児が母親に刺され死亡 |
事件があった奈良県三郷町 |
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26日深夜、奈良県三郷町の住宅で、9歳の女の子が母親に刺され死亡しました。
26日午後11時15分ごろ、奈良県三郷町三室1丁目の住宅に住む男性(69)から「娘が子供を刺した」と通報がありました。警察と救急が駆けつけたところ、この家に住む小学4年生の中里奈ちゃん(9)が2階の部屋で、腹や背中など数箇所刺され倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。里奈ちゃんを知る近所の人は「すごく明るいということはないが、普通のお子さんだと思います。こちらから声をかければニコっと笑ってくれた」と印象を話しました。里奈ちゃんと一緒にいた41歳の母親が、殺人未遂の現行犯で逮捕されましたが、怪我をしていたため一旦釈放され、現在治療を受けています。警察によりますと、母親は精神疾患で通院暦があり、「自分も死にたい」と話していたということで、怪我の回復を待って、詳しい動機などを調べることにしています。
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2011/05/27 13:15
更新) |
交通事故装い保険金殺人か?男2人を逮捕 |
事故を装うとした大阪府柏原市の現場 |
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交通事故を装い男性を殺害しようと疑いで、男2人が逮捕されました。男性と養子縁組していた別の男が保険金目当てに犯行を指示していたとみられます。
無職の浦本高成容疑者(53)と羽生統保容疑者(51)は4年前、大阪府柏原市で元大工の宇野昭二さん(当時56)を車道に押し出し、トラックと衝突させ殺害しようとした疑いで逮捕されました。宇野さんにかけられていた4千万円の保険金は養子縁組をしていた男が受け取っていて、2人は「男から『保険金を騙し取ろう』と誘われた」などと話しています。宇野さんはその後、養子縁組をしていた男の知人らに殺害されました。養子縁組をしていた男は去年自殺しています。男の養女(当時36)も殺害されていて、警察は男が保険金目当ての犯行を繰り返していたとみて全容解明を進めています。
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2011/05/27 12:30
更新) |
阪大が ips細胞を作る新たな方法に成功 |
新しい方法で作られたips細胞 |
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大阪大学の研究チームがips細胞をつくる新たな方法の開発に成功しました。がんになる危険のあるウィルスを使わないため臨床への応用にまた一歩近づきました。
これは大阪大学の消化器外科のチームがアメリカの科学誌に発表したものです。細胞内で遺伝子の働きを調整すると考えられている「マイクロRNA」をヒトの脂肪細胞にふりかけて培養したところ、1%ほどの確率でips細胞になることがわかりました。ips細胞は京都大学の山中教授が世界で初めて作り出したものでヒトの組織や臓器の再生につながると期待されています。その後、世界中でips細胞の作り方が開発されていますが、今回の方法はウィルスを使わないためがんになる危険性が少ないということです。マイクロRNAは人工合成も簡単に出来ることからips細胞を使った治療の実現にまた一歩近づきました。
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2011/05/27 12:29
更新) |
ペニーオークション被害 電話相談 |
入札ごとに手数料が必要なインターネットの「ペニーオークション」をめぐってトラブルが相次いでいることから、27日、弁護士による電話相談が実施されています。
「ペニーオークション」は、あらかじめ購入したポイントを使って参加し、入札ごとに手数料を支払うインターネット上のオークションです。始まりの価格や入札ごとの上げ幅が低く、安く落札できることがある一方、落札できなければ手数料分が損になるうえ、「サクラ」を仕込んで手数料を吊り上げている疑いもあるということです。今年3月には、消費者庁がサイト運営会社に対し、「必ずしも安価になるとは言えない」と景品表示法違反を指摘、再発防止を求める措置命令を出しています。「ペニーオークションは、詐欺に使われやすいシステムであることは間違いない」(小林寛治弁護士)。悪質なケースがあれは、手数料の返還を求める訴訟も検討するということです。ペニーオークション被害110番は、27日午後4時まで、06−6363−1931で受け付けています。
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2011/05/27 12:25
更新) |