(cache) 過去最高の相続税28億円脱税 不動産業創業者の遺産
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     相続税約28億円を脱税したとして逮捕された李初枝容疑者=11日午前7時59分、大阪市生野区
     不動産賃貸業や貸金業のグループ会社を興した亡父の遺産約59億3000万円を隠し、相続税では過去最高の約28億6000万円を脱税したとして、大阪地検特捜部は11日、相続税法違反容疑で、長女の会社役員李初枝(64)=大阪市生野区=と四女の同李淑子(55)=同=両容疑者を逮捕。大阪国税局と合同で、自宅やグループ会社など関係先10カ所を家宅捜索した。  これまで相続税の脱税では、大阪地検が2006年に摘発した大阪府守口市の「トモエタクシー」創業者の長男による約24億9000万円(起訴時)が最高だった。  調べでは、初枝容疑者らは04年10月に87歳で死亡した父から75億円以上の遺産を相続したが、うち約59億3000万円を申告から除外。相続税約28億6000万円を免れた疑い。
      【共同通信】